燃料欠乏が危機的レベルに直面

 気付かなかったのですが、週末にガソリン、ディーゼルがリロングウェ、ブランタイアなどの主要都市で欠乏し、危機的な状況であったと現地英字新聞 The Nation紙が伝えています。どうやら外貨不足が原因で、ガソリンとディーゼルの輸送が一時停止していたようで、100万ドル送金したことにより、輸送が再開されたとのことです。この欠乏により、ブラックマーケットではガソリンがリッターあたり500MK(285円)で売られていたそうです。ガソリンの値段は引き上げられて1リットルが290MK(165円)に今月からなっているようです。近くのガソリンスタンドの料金は、256.20MKのままの表記なんですが、たぶん値上っているはずです。

マラウイでおならを法律で禁止するかどうか議論

 マラウイでおならを法律で禁止するかの条項を新しい法案の中に含めるか否かを二人の司法政府高官の間で議論しているということが、BBCニュースなどで取り上げられています。変わった法律としてツィッターなどでつぶやかれています。

マラウイで生活しているとおならなんかどうでも良く、街中での日常的な立ちションをなんとかすることの方が先決です。草むらに隠れてこっそりではなく、他人から見える道脇の木や、バスのタイヤとかに立ちションをしていて、本当に申し訳ないですが犬みたいです。男性だけでなく女性がしていることがあり、さすがに閉口します。

アフリカ連合、新議長に赤道ギニア大統領

 アフリカ連合(AU)の首脳会議が30日にエチオピアの首都アディスアベバで2日間の日程で開催されていますが、赤道ギニアのヌゲマ大統領が新議長に選出されています。任期は1年です。旧議長はご存知の通り、マラウイのビング・ワ・ムタリカ大統領でした。赤道ギニアはアフリカ中部に位置し、ヌゲマ大統領は独裁体制で知られているため、今回の議長選出については批判の声もあるようです。

 今回のAU会議では、大統領選挙後混乱の続くコートジボワール情勢、スーダン南部の独立のほか、チェニジア情勢、そして一気に反政府デモ拡大で緊迫が続くエジプト情報などが課題となっています。

アフリカ連合(AU)は、アフリカ諸国53カ国が加盟する世界最大の地域機関となっています。

走行中の車から投げ出され生徒が死亡

 今週の木曜日の朝(1/27)、ムチンジロータリーでBwailaセカンダリスクールの生徒が走行中の車から投げ出されてカムズ中央病院に搬送される途中で頭部損傷で死亡しています。状況が記事を読んでいてもわかりにくいのですが、走行している車が何らかの理由でコントロール不能になり、生徒が外に投げ出されて、それを後方の車が切り抜けようとした際に、生徒にぶつかり致命傷を与えたようです。

ガソリンなどが値上げへ

 マラウイ燃料規制局(MERA)は、1/28付のプレスリリースで、ガソリンなどの燃料の値上げを発表したようです。

  • ガソリンが、1リットルあたり、256.20MK(約146円)から 290MK(約165円)に13.2%の上昇。
  • ディーゼルが、1リットルあたり、231.20MK(約132円)から260MK(約148円)に12.4%の上昇。
  • 灯油が、1リットルあたり、145MK(約83円)から155MK(約88円)に7.7%の上昇。

となっています。

今回の値上げに伴い、ミニバスなどの交通運賃や物資の値上げが懸念されます。

都市部(ブランタイア、リロングウェ、ムズズ)で生活費が高騰

  社会問題センター(Centre for Social Concern ? CSC)は、水道などの公共料金の値上げのために、ブランタイア、リロングウェ、ムズズなどの都市部の生活費が上昇していると述べています。ただし、ゾンバは減少しているようです。 生活費は以下のようになっています。全て月当りの生活費です。

  • ブランタイアが 49,536K (325.89ドル)- 2009, 51,589K(339.40ドル)- 2010
  • リロングウェが 48,729K (320.58ドル)- 2009, 50,460K(331.97ドル)- 2010
  • ムズズが、39,168K(257.68ドル) - 2009, 46,532K(300.21ドル) - 2010
  • ゾンバが、48,137K(316.00ドル) - 2009, 44,217K(290.00ドル)- 2010

これらの数字を見ていると、一方で1日1ドル以下で暮らしている貧困層がマラウイ全体で約4割弱いるわけですので、都市部と農村部との貧富の格差を実感します。一人当たりのGDPは354ドル(IMF 2010)ですが、この数字だけ見ていると実態が分かりにくい気がします。

ブランタイアの女学校で集団気絶が発生

 昨日(1/27)、ブランタイアの女学校(プライマリスクール)で50人以上の児童が集団気絶するという事態が発生しています。最初、何人かの児童が幻覚を起こしてうわ言を言い、その後、次々と気絶していったようですが、教員とかがいなかったため状況がよくわかっていないようです。一部の児童はエリザベス中央病院に運ばれましたが異常は見つかっていないようです。原因についてはわかっておらず、新聞では超常現象であるとか悪魔の仕業とか書いてあります。

超常現象とかだと思えないので、何らかのガスが充満し酸欠で気絶したと思うのですが、原因がわからないと再発すると思うので危険です。学校側は「悪魔の仕業」だとして悪魔払いするために牧師を呼んだみたいなのですが、きちんと科学的に原因を解明しないとまずいですね。

米国ミレニアム挑戦公社の約300億円支援で6メガワット増強

 米国ミレニアム挑戦公社(MCC)がマラウイに対して電力供給改善のために3億5,070ドル(約300億円)を支援することが今月の5日に承認されたことが報道されましたが、今週の火曜日にブランタイアでミレニアム挑戦会計(MCA)マラウイ当局者から次のステップが発表されたようです。報道によると、2月中旬までに調印が行われ、Nkula A発電所の修理、電送と配電システムの改修、シレ川の集水域の自然環境資源管理が行われるようです。電力基地の改修により、6メガワット増強される見通しのようです。

 マラウイ当局者のコメントとして、現在のマラウイの全国高圧送電線網には問題があり、現状のままだと仮に発電をしても電送と配電が出来ないので、発電の増強とともに電送・配電システムも改善しないといけないとのことです。

現在のマラウイの電力事情は、300メガワットの需要に対して、260-280メガワット程度の供給のようです。こうしたことから最近は比較的落ち着いていますが、首都リロングウェでも停電が頻発しています。マラウイ電力供給公社エスコムのウェブサイトによると、水力発電が282.5メガワット、ガスタービン発電(ブランタイア、)で15メガワット、ディーゼル発電(ムズズ)で1.1.メガワットなどで最大発電能力は299.65メガワットとのことです。

またエスコム社のウェブサイトによると、Nkula A発電所は、1966-67年に建設されたマラウイ最初の発電所で、8メガワット×3基で構成されているとのことです。一方、NKula B発電所は、20メガワット×5基で構成されていますが。どちらも非常に古い発電装置であり修理が困難のため、発電装置を延命させるために電力過負荷にならないように電力を平均分配させるために送電を停止するため、結果として停電が頻発しているようです。また、木々の伐採などの影響により、泥や雑草などががシレ川の取水口に沈泥してしまっていることにより、発電容量が落ちてしまっているようです。発電容量を上げるには、水底の泥を撤去する必要があるそうです。こうした問題を改善し、6メガワット増強を計画しているようです。

http://www.escommw.com/station_nkula.php

日本、地下水開発・国際空港システムに無償資金協力

 昨日(1/26)、マラウイの首都リロングウェにて、「地下水開発」(4.26億円)と「カムズ国際空港航空航法システム改修計画」に関しての書簡が、寒川大使とケン・カンドド財務大臣との間で交わされています。

 「地下水開発計画」では、マラウイでは安全な水が利用できる割合が農村部で46%とのことで、ハンドポンプ付き深井戸給水施設を120箇所整備し、安全な水を利用できる人口を約28,700人増加させることを目指すものです。カムズ国際空港航空航法システム改修計画は、現行の空港の航空保安機材の大部分が1982年に日本の支援で建設された開港時に設置されたままで老朽化が進んでいるため、これを改修するためのものとのことです。

このニュースは現地英字新聞 The Nation紙などにも掲載されています。

Skybandが3Gサービスを開始

 ブランタイアやリロングウェなどの主要都市部でWiFiスポットによる無線インターネットサービスを展開しているSkybandが、3Gサービスの無線インターネットサービスを2011/01から開始したようです。今日のThe Nation紙に広告を出しています。接続速度は、3.6Mbpsとなっていますが、本当にこの速度でアクセス出来れば非常に早いです。他社(Globe, Airtelなど)は、概ね実効速度128-256Kbpsといったところです。

 料金ですが、USB通信機器(ドングル)が8,000MKで通信料金は他社と同様にデータ転送量に応じた料金プランになるようです。

  • 500MB ($28 ? $32.62))
  • 1GB ($50 ? $58.25)
  • 2GB ($85 ? $99.025)
  • 4GB ($135 ? $157.275)

ウェブ上の価格には、VATが含まれていないので、16.5%を加算した価格も併記しています。料金は、他社と比較してもかなり高いです。Globeだと$100で6GB, Airtelでは5GBで10,000MK(約$64)となっています。

 もし、Skypeなどでビデオ付で会話をしたら、たぶんあっという間に数GBになると思いますので、高速回線でもその良さを活かしきれない気がします。
 今回の3Gサービスの開始に合わせてなのか、料金体系の見直しをしたようです。具体的には、WiFiホットスポットの料金が、従来は30分で300MK,60分で600MKとなっており、非常に使いにくかったのですが、データ転送量ベースに変更したようです。WiFi無線インターネットサービスの料金体系は以下のようになっています。値段はやはり高いですし、有効期限が短過ぎます。

  • 25MB(14日間、400MK)
  • 50MB(14日間、700MK)
  • 100MB(14日間、1,200MK)
  • 200MB(30日間、2,200MK)
  • 500MB(1ヶ月間、5,000MK)

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