日本から持参すると良いモノ

以下は、私が2年間マラウイで生活していて持参して良かったものです。生活スタイルによって必要なモノが違うと思いますが、参考になればと思い書きだしておきます。

(追記)なぜかカテゴリの表題がうまく表示されていなかったので、追記しました。

■ 持参すると良いもの

###便利グッズ編

  • iPad
    →電子雑誌、電子書籍が海外でも読めることとカジュアルゲームで遊べることが魅力。特にバッテリー駆動時間が公称10時間なので、停電のときでも楽しめます。
      ・iPad用USB電源アダプタ
      ・iPad用ケーブル
  • SIMフリー版のiPhoneなどのスマホ
    →私はまだ持っていないのですが、日本語も使えて便利。
  • スキャナー
    →荷物重量削減のため、紙資料はスキャンしてpdf化。
    →現地であまり印刷しないなら、現地でスキャン機能やコピー機能がある複合プリンタを購入するのも一つの方法。
  • 携帯電話用USB充電ケーブル
    →ノートパソコンやエネループのUSB出力リチウムバッテリーから給電出来るので便利です。

###停電対策グッズ編

  • エネループ
    →停電が頻発するマラウイでは必須
     ・海外対応充電機器
     ・USBタイプ充電機器
     ・単三、単四電池
      →予備分も忘れずに。
     ・USB出力付リチウムバッテリー
      →携帯電話、iPod, iPadなどが停電や旅行中でも充電出来る
  • LEDランタン
     GENTOS(ジェントス) LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル
     280ルーメン
     ※単一電池なので、エネループの場合、スペーサーが必要
    →暖色高輝度LEDで明るい優れモノ。
  • LED懐中電灯
    →電池式がお勧め。現地の中国製が質が悪いので日本で持参した方が良い。
    →東京なら秋葉原の小さなお店に意外とたくさんLEDライトがある。
  • LEDヘッドランプ
    →ヘッドランプがあると夜停電したときに洗い物や食事、そしてトイレなどに行く時に両手が使えて助かる。
  • 長時間バッテリー駆動するノートパソコン
    →停電が本当に多いので、中古PCではなく最新の長時間バッテリーのパソコンの準備をお勧め。
  • 電池タイプのモバイルスピーカー
    →電池タイプがあると停電中うにノートパソコンで動画とかみるとき役立ちます。


###調理用品

  • 海外対応電気炊飯器
    →リロングウェやブランタイヤなどでは常時米が入手出来る。
  • 包丁
    →現地で入手出来る包丁は切れ味が悪い。肉とかがまともに切れない。
  • 水筒
    →現地にもあるが質が悪く水漏れや保温性が悪い。
  • お弁当箱

  • →アジア圏と違い箸を使う習慣がないので、入手困難。
  • ダシ
    →醤油、味噌、マヨネーズはオールドタウンモール内の商店で辛うじて入手できるのがダシが入手不可。

?

###パソコン関係

  • 大容量のUSBハードディスク
    →写真や動画を保存するとあっという間に一杯になるので、1テラ以上の容量の購入したい。
    →マラウイでも入手できますが非常に高い。日本の2-3倍。また小容量。
  • 書き込み禁止機能付きのUSBメモリ
    →コンピュータウイルスが蔓延しているので、職場でマラウイ人のデータをやり取りするなら必要。
  • 大容量のUSBメモリ
    →8GB以上の容量のがあると便利。
  • PCセキュリティワイヤー
    →盗難が非常に多いので、職場で使うならあると重宝する。現地で入手困難。


###雨対策グッズ

  • 携帯傘
    →マラウイでも売っているが、重くて大きい。
  • 完全防水インナーケース
    →フィールドで仕事する人は必須。
  • 完全防水リュックカバー
    →フィールドで仕事をする人は必須。単に防水だけでなく防埃にもなり、さらにスリなどの被害も防げる。

###防寒グッズ

→マラウイ湖周辺以外は、標高1,000m以上になり、6-7月の涼季は気温が10℃以下に夜間はなるので、防寒対策が必要です。

  • ポータブル寝袋
    →室内で使うので軽量の薄手のモノで十分です。
  • 防寒ジャンパー
  • フリース

?

###マニアックなモノ

  • GPS (eTrex VISTA HCx)
    →正確な地図が入手困難なので、GPS+Google Earthを組み合わせることにより位置や移動を把握出来ます。
    →個人的にはフィールドで仕事する人は必須じゃないかと思ったりします。
  • PC-TV変換ケーブル
    →パソコンの再生している動画をテレビ画面に表示するときに使います。
  • ポータブルプロジェクター
    →仕事でプロジェクターを使う人は必須かも。最近や安いLEDポータブルプロジェクターが発売されています。
  • モバイルWifiルーター
    →自宅で無線LAN環境(Wifi)を構築するときに必要。特にiPadを持参したら無線インターネット環境が必要です。
  • USB卓上扇風機
    →職場で重宝しました

?

###電気関係

  • ボタン電池
    →ボタン電池は現地で入手が困難。必要なボタン電池を確認して予備を持参。
  • LED付BFタイプ電源変換アダプタ
    →マラウイは英国式で3つ足電源アダプタ(BFタイプ)。現地で変換アダプタは入手できますが、日本で入手出来るLED付のがあるとが通電確認が出来て便利です。
  • PC用高電圧対応電源ケーブル(サージプロテクターとノイズフィルター機能付き)
  • 日本製の電源タップケーブル
  • ユニバーサルACアダプタ
    →マラウイはもともと電圧が240Vと高い上に電圧の乱高下が多いためかACアダプタの破損が多いので、一つ汎用タイプのACアダプタがあると安心。

?

###医薬品関係

  • 電子体温計
    →マラリア流行国なので必須。
  • 総合感冒薬
  • 目薬
  • 爪切り


###その他

  • サングラス
    →現地では品数が少なく高くて質が悪いのでひとつ持参したいところ。
  • 携帯電話のストラップ
    →スリや落下防止のため、携帯電話、財布、鍵などには全てストラップを。
  • 変圧器
    →現地では意外と入手困難。必要なら一つぐらい持参した方が良い。
  • 一眼レフカメラ
    →国立公園などで動物を撮るときにあると便利。普段は持ち歩きは危険なので不可。
  • カメラの予備バッテリー、予備SDカード
    →旅行などをしている場合に、場所によっては充電が出来ないことがあるので。
  • ガイドブック

?

■ 現地で購入したいもの

  • 電圧保護スイッチ
    →パソコンへの保険と思って購入したい。ショップライト並びのLordやGameストアで入手出来る。
  • 電源タップケーブル
    →高めの電源コードが太いものを購入すること。
  • 電気蚊取線香
    →液体式、マット式が入手出来るかスペアが常時あるわけではないので、スペアの在庫状況を見てまとめ買いがお勧め。特に雨季に入ると無くなるので乾季にあれば買っておくこと。
  • 電気蚊取ラケット
    →蚊やハエ退治に便利。中国雑貨スーパーで入手可能。ただ常時あるわけではないので注意。
  • 殺虫剤(DOOM)
    →DOOMはどこのスーパーでも大抵入手可能。即効性の金色(殺虫)、持続効果のある青色(虫除け)と使い分けすると良い。
  • マラリア予防薬
    →メフロキン。インド製と南ア製が入手可能。インド製が安い。
  • マラリアスタンバイ薬
    →マラリアが発症が疑われるものの、迅速に医療機関に行けない場合の治療薬。
  • マラリア診断キット
    →高熱が出た場合は、マラリアの可能性があるので診断キットを使ってすぐに調べる必要がある。
  • パナドール
    →海外でポピュラーな解熱剤。
  • 虫除けスプレー
  • 蚊帳
  • プリンタ
    →トナー、インクが高いので、利用方法によってレーザープリンタか複合プリンタを選択。印刷コストは、レーザープリンタで1枚14円、インクジェットだとカラーだと100円ぐらいになる。
  • コーヒーメーカー
    →北部でコーヒーが収穫出来るため、コーヒーの入手が可能。ただ、紙フィルターはショップライトにしかないので、あるときにまとめ買い。
  • 貯水用の大きなバケツ
  • 5リットルの飲料水
    →断水対策。
  • 毛布
  • 醤油、味噌、マヨネーズ、胡麻油
    →オールドタウンモール内の商店で入手が辛うじて可能。あるときに入手を。

?

■ 現地で買うことをお勧めしないもの

  • バッテリータイプのLEDランプ
    →充電時間が長い割にバッテリーの持ちが悪く、残量等もわからないため、電池式を強くお勧めします。
  • 中国製の安価な電源タップ
    →銅線が細いため、クッカーや湯沸かしポット、ドライヤーなどの大容量家電には『絶対に』使わないこと。コードが溶けて、短絡したり、発火する危険がある。


■ 日本で事前にやっておくと良いこと

  • クレジットカードの更新
    →有効期限を確認し、赴任中に期限切れになる場合、期限切れの半年ぐらい前から早期に更新してくれるので、カード会社に相談してみる。
  • 時計の電池交換
    →電池切れを待たずに出発前に電池交換しておくと安心。

あると便利なモノ(補足)

写真で、いくつか、あると便利なモノを補足説明します。

●完全防止ケース(日本から持参)

仮に激しいスコールに遭ってもこれにパソコンとか入れておけば安心です。日本のアウトドアショップで売っています。

IMG_5549

●完全防止リュックカバー(日本から持参)

雨よけ対策だけでなく、埃や汚れなどから防ぐことが出来ます。あと、スリなどの抑止効果があります。

IMG_5550

● 殺虫剤(現地購入)
DOOMはマラウイで広く使われている殺虫剤です。青のは粘性があり持続性のあるタイプで防虫に便利です。金色は、即効性のあるタイプで、ゴキブリなどが出たときに退治するのに使います。

IMG_6113

?

●電気蚊取りラケット(現地購入)

中国製で中国系雑貨スーパーで購入出来ます。充電は8-10時間ぐらいかかるはずなのでしっかり充電しましょう。

IMG_6111

●電源タップ(現地購入)

 写真のような、しっかりした電源タップを購入しましょう。写真で見て分かる通り、マルチプラグで英国式のBFタイプ以外のプラグでも利用出来ます。例えば日本のAタイプとかです。この電源タップは、クロスロード方面にいく途中にある中東系スーパーのセブンイレブンかサンタプラザで購入したものです。ただ、写真の電源タップ、全て通電しているのですが当初は点灯していたのですが、使っているうちにLEDランプは全て破損しています。なので、通電しているかどうかは、日本から持参したLED付BFタイプ電源変換アダプタが役だっています。

IMG_6106

●変圧器(現地購入)

  現地で購入した変圧器です。ラベルを読むとスペイン製でした。240Vから110Vにダウンさせます。かなり本体は熱くなるので設置場所に注意する必要があります。なかなか探して見つからず、市内中心部からクロスロード方面にいく坂の途中の左手のショッピングコンプレックスのHTCというお見せで購入しました。値段は当時で7,000MK(4,200円)ぐらいだったと思います。

IMG_6108

● USB出力付きリチウムバッテリー(日本から持参)

 いざという時に役立つエネループのUSB出力付きリチウムバッテリー(KBC-L2B、モバイルブースター)で携帯電話を充電している様子です。このバッテリーと携帯電話のUSB充電ケーブルがあれば、停電中や旅行などで移動中のときでも充電が出来て便利です。特にアフリカのように治安が良くないところでは緊急連絡手段として携帯電話は常に利用出来るようにしておく必要があります。日本から出発するときには、携帯電話のUSB充電ケーブルも購入しておくと便利です。

IMG_5651

● メフロキン(現地購入)

 マラリア予防薬のメフロキンです。写真はインド製のものです。このほか南ア製のもあります。1週間ごとに1錠服用します。6錠入っているので1箱で1ヶ月半です。マラウイでは外貨不足、燃料不足だけでなく薬不足でもあるので、入手が難しく、ある時に有効期限を確認してまとめ買いをしておくことを強くお勧めします。もしくは周辺国に出かけたときに買っておいてもよいのかも知れません。メフロキンは人によっては特に最初にうち副作用があります。私の場合は、車酔いのような症状が朝服用すると午前中いっぱい続いたりしていました。ただ体調によるのか、いつもではなく、なったりならなかったりです。ただ、数カ月経過すると副作用は見られなくなりました。

IMG_6115

●虫除けスプレー(現地購入)

マラウイで見かける虫除けスプレーです。南ア製のものです。小さいのは塗るタイプのものです。コンパクトで持ち運びが便利です。

IMG_1171

●日本食材(現地購入)

 エリア3にあるオールドタウンモールの中にあるボワーズという商店に売られている日本食材です。マラウイ国内で日本食材があるのはここだけです。写真以外にあるのは海苔、胡麻油、寿司酢ですね。あと昨年(2011)ぐらいからラーメンの種類が増えて、日本ブランドの日清の出前一丁の香港製のが入荷されています。300MK(150円)ですが、さすが日本ブランドなので美味しいです。中国製のラーメンも売っています。あと、ソバやうどんも運が良いとあります。

 そのほか、なぜかタイ製のナンプラーやレッドカレーペーストなどがあるので、タイ料理が作れます。

 ただ、ダシは置いていないので、日本から忘れずに持参するように。

IMG_1449

ポータブルハードディスク

 今ではほぼ全員がノートパソコンとデジカメを持参されていると思います。日本と比べて環境の厳しいマラウイでは、ノートパソコンが故障しやすいですし、デジカメで写真や動画などを撮るとあっという間にデータがいっぱいになりますので、ポータブルハードディスク(外付けUSBハードディスク)を持参しましょう。日本で販売されているものは、軽量で耐衝撃性などに優れていて値段も安いです。2010/12現在では、500GB程度の容量のものをぜひ持参したいところです。  マラウイ国内でも南ア系の大型ディカウントショップのgameなどで購入出来ますが、どうしても値段が割高で製品も非常に限られています。

調味料

 醤油、味噌、マヨネーズ、寿司酢、わさび、海苔は、オールドタウンモールの中にあるボワーズ(Bowers)という外国人向けスーパーで唯一購入することが出来ます。それ以外のものはマラウイ国内で入手出来ません。日本からぜひ持参したいのは、ダシの素(和風、中華など)です。好みに応じて調味料は日本から持参した方が良いと思います。中国醤油、豆板醤、中国香味噌は、クロスロードに向かう途中にある中国食品の食材店で購入出来ます。  ゴマ油、ナンプラー(魚醤)もオールドタウン内のボワーズで入手出来ます。

常備薬・体温計

 鎮痛解熱剤の「パナドール」は現地で容易に入手可能ですが、普段から飲み慣れている風邪薬や胃腸薬などは日本から持参して方が良いと思います。6-7月の涼季には朝方はリロングウェ市内でも10℃を下回り日中の肌寒いですし、雨季に入ると雨が降ると気温が急に下がるので、風邪が引きやすくなります。総合感冒薬があると便利です。そのほか、体温計はマラリア流行地域であるマラウイでは必携です。高熱が出たらマラリアを疑う必要があります。

 東南アジアだと麺を食べるので箸は容易に入手可能なのですが、マラウイでは現地のマラウイ人の需要が全くないので入手困難です。マラウイに到着したときに中国雑貨店あたりにはあるだろうと思ったのですが、全く見当たりませんでした。しばらしくてオールドタウンからクロスロードに向かう坂の途中左手にある中国食品のお店で入荷して初めてマラウイで販売しているのを見かけました。日本から箸や割り箸は持参したほうが良いと思います。

ヘッドランプ

 停電が多いので、ヘッドランプがあると台所やトイレにいくときに手がフリーになるので重宝します。LEDタイプのヘッドランプがあると便利。

エネループ

マラウイは、300メガワットに電力需要に対して、260メガワットの発電能力しかなく、その影響で停電が不定期に頻繁に発生しています。このため、電池式のライトなどが必携です。また意外と身の回りの電化製品で電池を利用しているものも多いと思います。マラウイではアルカリ電池は高いですし、品質もバラツキがあり良くないので、充電式電池を持参することをお勧めします。電池は充電式電池が便利で、自然放電が抑えられており、継ぎ足し充電が可能なエネループなどを持参すると良いと思います。