最新

リロングウェ、バスターミナル周辺は厳戒態勢

 リロングウェのバスターミナル周辺は、昨日の警察の路上販売者の強制排除を受けて、路上販売者と警察との間で衝突が発生しました。昨日、最終的には45人逮捕されたようです。今日の午前中は、警察が要所に配備され、商店がクローズしていました。午前10時半頃に、おそらく警察に投石をしたのではないかと思いますが、エリア2で警察と不満分子との間で小競合いがありましたが、警察がすぐに鎮圧した模様です。

 その後、正午半頃から強めのスコールが降ったこともあり、落ち着いた感じになった気がします。

 午後は、午前中に小競合いがあったこともあり、午前中に比べると警備が強化された感じで武装警察が増えて巡回にあたっていました。中国系の商店も含め、ほとんどがクローズしている状態です。ただ、昨日と違い人通りもあり、危険を感じることはありませんでした。しかし、武装警察が巡回しているので、かなり緊張した雰囲気になっています。武装警察がいるので、正直安心ですが、車高の高い装甲車で巡回する銃を構えた武装警察を見ると、ちょっと怖いです。緊張した日曜日のエリア1, 2といった感じ(お店がほとんどクローズしているので)でしょうか?

 リロングウェのエリア1, 2の近郊のプライマリスクール19校は、今回の騒動を受けて児童の安全のために臨時休校としたとのことです。

 昨日、エリア1, 2で午前中に衝突がありましたが、午後に入り、周辺住宅地に不満分子が逃げ込み、鎮圧しようとした警察が催涙弾を住宅に打ち込み、3人の子供が呼吸困難となり、カムズ中央病院に運ばれています。

バスターミナル周辺、警察と再び衝突(→鎮圧)

 複数の情報によると、警察と路上販売者というより不満分子と書きますが、再びバスターミナル周辺で午前10時半過ぎに衝突が発生した模様です。

(追記)たぶん、すぐに警察が鎮圧したようです。(12:20)

リロングウェのバスターミナル周辺の暴動は沈静化

 徒歩での移動は危険ということで、タクシーで職場から自宅に無事に戻りました。タクシーは幹線道路のM1を使って、リロングウェ橋を渡ってエリア3側に戻りましたが、幹線道路からエリア1,2を見ましたが、警察が要所に配備されており、商店は全てクローズされている状態で歩いている人はまばらでゴーストタウン状態となっていました。幹線道路を見るかぎりでは、投石されていた形跡は特にありませんでした。今回は軍の出動はなかったのではないかと思います。

 帰り間際に職場の上司からも徒歩で帰ると思ったのか幹線道路以外は歩かないように注意されました。タクシーで帰ると行ったら安心している様子でした。

 タクシーだったので、車の中から写真を2枚ほど撮ることが出来ました。写真は午後3時過ぎです。

 幹線道路M1からリロングウェ橋に向かう途中左手のバスターミナル中心部に入るMalangalanga通りです。この通りを真っ直ぐ400m進むとバスターミナル中心部になります。右手の建物がモスクの一部です。この辺りは普段なら人通りが多いのですが、警官が配備されほとんど人がいません。この右手のモスクの塀に沿って路上販売者が商品を売っていました。また、この通りが暴動が起きるといつも封鎖されているようです。

alt

上の写真から300m下ったところです。中東系や中国系商店などが立ち並んでいますが全てクローズされています。いつもなら、この路肩部分には、車がたくさん駐車されており、人の往来も多いのですが、ほとんど人が歩いていません。ここから約400m下るとリロングウェ橋になります。

alt

明日以降、このまま路上販売者が大人しく撤退すればいいのですが。すでに3度目なので販売を始めれば、すぐに警察が排除に入ると思うので、このまま素直に諦めて撤退してほしいものです。

リロングウェ、バスターミナル周辺の暴動で42人を逮捕

 ゾディアックによると、警察は今回の路上販売者の強制排除に伴う警察との衝突で、24人以上が逮捕されたとのことです。バスターミナル周辺は、正午過ぎまで衝突が続いていましたが、その後、警察が鎮圧に成功したようで、午後1時すぎあたりから静けさが戻ってきている模様・・・と書きたかったのですが、エリア1, 2から南東のBiwi, Mchesiやエリア22に拡散しているようです・・・ 正直ちょっとまずい。

(追記)その後、メディアの報道を見ると午後遅くまでに42人逮捕されたとのことです。表題も24人以上から42人にアップデートしました。

まだ職場なので、うまく切り抜けて自宅に戻りたいところです。幹線道路の様子を見たら、車の交通の非常に少なく、遠くでサイレンの音が聞こえて嫌な感じです。職場にも2人の催涙弾などを携行している?? 武装警察が治安維持のために見回りをしていました。
警察は、今回3回目なので徹底的に排除するのではと思われます。

リロングウェ、バスターミナル周辺で暴動

 今日、午前9時前から警察が、路上販売者を強制排除しようとして、路上販売者と衝突し、バスターミナル周辺では、暴動となっています。警察は催涙弾を使って鎮圧を図っている模様ですが、暴徒は、タイヤを燃やして道路を封鎖、車などに投石を行なっている模様です。(11:40)

職場ですが、沈静化しないと職場から自宅に戻れません・・・ エリア3の自宅の方でも騒ぎが聞こえているようです。とりあえず静観するしかありません。迂回ルートがないので、厳しいです。。。職場は平穏なんですが・・・

リロングウェ、バスデポ周辺で露天商と警察が衝突した模様

 複数の情報によると、午前9時前から警察と市当局による露天商(路上販売者)の強制排除が始まり、露天商(路上販売者)と警察との衝突が午前9時過ぎから発生した模様です。商店などは略奪を恐れて閉鎖している様子です。

(追記)午前10時前ですが、暴徒はタイヤを燃やして通りをブロックし、投石をし、警察は催涙弾を使って鎮圧に乗り出している模様です。

とりあえず職場(バスデポから南に2キロ)にいるので安心ですが、どうやってエリア3側に戻ったらいいんだろう・・・ とほほ。早く沈静化することを祈るだけです。

先週のリロングウェの断水はポンプ故障が原因

 先週、私が住んでいるエリア3の集合住宅も夜間に2回ほど断水したのですが、どうも水道局もポンプ故障が原因だったようです。メディアの報道によると、エリア25, 49, 23, 22, 24で特に断水がひどかったとのことです。水道局によると、先週の日曜日から3つのポンプが故障していたようですが、交換用の部品がなかったため、修理に時間がかかったとのことです。

 雨季の真っ只中なので、水不足のわけがなく、ディーゼル不足が原因なのかと思っていました。ポンプ故障だったんですね。最近は、話しが少し変わりますが短時間(5-10分程度)の停電もよく発生しています。

リロングウェの路上販売者、明日の月曜日に徹底抗戦か?

 昨年の11/16、そして年明けの1/5に、市当局と警察がエリア1,2のバスターミナル周辺の路上販売者を排除しようとして衝突し、暴動と略奪が発生しています、また、1/17には、不満分子がミニスカートやズボンを着用している女性を襲うという集団暴行事件が発生しています。こうした事件を憂慮し、先週の日曜日(1/29)に市当局と警察、そして露天商代表が会合を行い、露天商代表は、女性への集団暴行事件を正式に陳謝し、不法に路上で販売している売り子を7日間の猶予ののち、所定の場所で販売するように移動させるとしています。

 その期限は明日の月曜日なのですが、民間ラジオ局のゾディアックの報じたところよると、路上販売者はこれに対して徹底抗戦する構えのようです。匿名だと思いますが、断固対決していく旨のチェワ語の警告文書がバスターミナル周辺に掲示されていた模様です。内容的には、これは彼らの日々の生活の糧であり、断固排除を拒否し、月曜日に徹底抗戦する、となっています。路上販売者とミニバスの客引きが排除対象となっているようです。

市当局と警察がどういった対応をとるかだと思いますが、ちょっと頭が痛いです。少なくとも金曜日までは、路上販売者は以前と変わらない数がいて販売していました。

 月曜日は午前中に講義があるため朝は7時半までにバスターミナルを抜けて職場に行かないといけないのですが・・・ 行きは良くても日中にトラブルが発生するとリロングウェ橋を渡れなくなり、職場から自宅に戻ることが出来なくなります。平和的に事態が進展することを祈るしかありません。とにかく暴動が発生すると投石と略奪が起こるので非常に危険です。特にアジア系はいつもバスターミナル周辺では差別的に見られています。

 ミニバスの客引きは、以前も不要論が新聞の社説で論じられていたことがありますが、正直乗客から見ると不要で迷惑な存在です。彼らは、乗客をミニバスに誘導するのが仕事で、ミニバスが一杯になるとバスの運転手から50MK(25円)を報酬として受け取っています。ただミニバスには、車掌がいて客引きをしていますし、ミニバスは行き先別に決まったところから出発するので、必要性が全くありません。なので、時々、ミニバスの運転手が50MKを渡すのを渋っていて揉めているときがあります。私にも時々、おまえの乗るバスはこっちだ、教えたから100MKよこせ、とか言ってくることがあります。もちろん無視しますが。

アフリカで中国人労働者拉致相次ぐ

 今日の日本経済新聞にこのところ相次いで発生している中国人労働者の拉致事件についての記事が報じられています。先日、エチオピアで中国全額負担のアフリカ連合の新本部の落成式が行われ、中国はアフリカとの関係強化をアピールし、資源・エネルギー確保になりふり構わず攻めてきている感じですが、一方で、1月28日にスーダンで反政府武装勢力に襲われて、中国企業の中国人労働者29人が拉致されています。(うち14人が解放)また、1月31日にもエジプトで中国人労働者25人が武装集団に一時拘束されています。

 マラウイでは、こうした大きな事件は発生していませんが、マラウイの主要都市で、中国商店が展開されており、安価な商品を販売しているため、地元マラウイ人の商売を潰している感があり、強い不満があります。深北部のカロンガでは、商店の33人が連名で地区評議会に、中国人商店の撤退を求めて請願書を提出しています。昨年12月には中部のデッザで未許可で営業を行なっているとして、6つの中国人商店が営業停止となっています。マラウイ国内では、不法営業の中国人経営の商店の経営の取り締まりが強化されています。この根本的な問題は、中国人が参入しても若干の雇用を産むかも知れませんが基本的に地元経済には何の恩恵もないためです。

 今後、懸念されている材料が少なくとも2つあり、一つは、現在リロングウェで、来週の月曜日に予定されていると思われる路上販売者などの不法露天商の排除、もう一つは、大統領が外貨不足の指摘に対して、火曜日にAU連合首脳会議の後にリロングウェに戻ってきての会見でも述べていますが、「私は外貨がどこに行くのか知っている。」として暗に外資系の批判を年末から繰り返していることです。こうした不満の矛先が、もともと差別的に見ている中国人に向く可能性が強く、嫌な感じになっています。当然、違いが一般の人には理解出来ないので日本人にもリスクがあるわけです。外貨不足、燃料不足から経済悪化が深刻化し富裕層に対しても不満が高まっています。

リロングウェ、バスターミナル周辺の路上販売者はまだ動かず

 メディアも報じていますが、リロングウェのバスターミナル周辺の路上販売者は、来週の月曜日までに違法な路上での販売を止めて所定の場所に移動する必要があるのですが、今のところ、いつも通り販売しています。おそらく、日曜日までこのまま粘って売り続ける感じです。

今から来週の月曜日がちょっと心配になっています。マラウイでの仕事もあと少しで、時間が限られているので職場にいけないとちょっと困ります。