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リロングウェの路上販売者、明日の月曜日に徹底抗戦か?

 昨年の11/16、そして年明けの1/5に、市当局と警察がエリア1,2のバスターミナル周辺の路上販売者を排除しようとして衝突し、暴動と略奪が発生しています、また、1/17には、不満分子がミニスカートやズボンを着用している女性を襲うという集団暴行事件が発生しています。こうした事件を憂慮し、先週の日曜日(1/29)に市当局と警察、そして露天商代表が会合を行い、露天商代表は、女性への集団暴行事件を正式に陳謝し、不法に路上で販売している売り子を7日間の猶予ののち、所定の場所で販売するように移動させるとしています。

 その期限は明日の月曜日なのですが、民間ラジオ局のゾディアックの報じたところよると、路上販売者はこれに対して徹底抗戦する構えのようです。匿名だと思いますが、断固対決していく旨のチェワ語の警告文書がバスターミナル周辺に掲示されていた模様です。内容的には、これは彼らの日々の生活の糧であり、断固排除を拒否し、月曜日に徹底抗戦する、となっています。路上販売者とミニバスの客引きが排除対象となっているようです。

市当局と警察がどういった対応をとるかだと思いますが、ちょっと頭が痛いです。少なくとも金曜日までは、路上販売者は以前と変わらない数がいて販売していました。

 月曜日は午前中に講義があるため朝は7時半までにバスターミナルを抜けて職場に行かないといけないのですが・・・ 行きは良くても日中にトラブルが発生するとリロングウェ橋を渡れなくなり、職場から自宅に戻ることが出来なくなります。平和的に事態が進展することを祈るしかありません。とにかく暴動が発生すると投石と略奪が起こるので非常に危険です。特にアジア系はいつもバスターミナル周辺では差別的に見られています。

 ミニバスの客引きは、以前も不要論が新聞の社説で論じられていたことがありますが、正直乗客から見ると不要で迷惑な存在です。彼らは、乗客をミニバスに誘導するのが仕事で、ミニバスが一杯になるとバスの運転手から50MK(25円)を報酬として受け取っています。ただミニバスには、車掌がいて客引きをしていますし、ミニバスは行き先別に決まったところから出発するので、必要性が全くありません。なので、時々、ミニバスの運転手が50MKを渡すのを渋っていて揉めているときがあります。私にも時々、おまえの乗るバスはこっちだ、教えたから100MKよこせ、とか言ってくることがあります。もちろん無視しますが。