うーん、やっぱり不安定なAirtel・・・

 本帰国が近いので、先月初めからメインのインターネット回線の一つをMTLからAirtelに切り替えました。ちょうど1ヶ月になるので使い勝手を評価しようと思ったのですが、金曜日から自宅(Area3)では全く使えなくなってしまいました。腹立たしい限りです。「自宅では」と書いたのは、金曜日に自宅では使えなかったものの職場(Falls Estate)では使えてました。また、自宅でも金曜日以降、非常に微弱な3G回線の電波が入ることがあり、この電波が拾えると瞬間的にインターネット接続出来ます。なので、おそらく、自宅周辺の基地局(電波塔)がダウンしているのでは思っています。マラウイは、今週末は、土曜日が休日で月曜日がその振替休日で3連休になります。なので、早くても火曜日にならないと復旧しないのでは思ってます。ただ、金曜日から調子が悪いのに復旧しないということは長期化するのでは、とちょっと心配です。実は、先週の月曜日に12,000MK(6,000円)分のプリペイドカードをすでに購入済みなので使うしかないんですが。まぁ、あと1週間は職場に行くので職場で使えてくれれば助かるのですが・・・

 この直近のトラブルが発生するまでは、通信は比較的安定していて、以前にも書いたように、早朝などは1Mbps以上のブロードバンド速度が出たりしたこともありました。12,000MKで10GBまで利用出来るAirtelMaxだとデータ従量制ではあるものの実質無制限な感じで、データ量を気にしなくてすみ便利でした。実際の転送量を見てみると結構ダウンロードとかしていましたが、7GBでした。AirtelPlusは、5GBで10,000MKなので、AirtelMaxの料金プランを選択して正解だった感じです。本当にマラウイでは、どのインターネットプロバイダもそうですが、突然サービスが利用出来なくなるので頭が痛いです。日本では考えられないことです。何度も書いていますが、マラウイでは、電波状況を確認して複数のインターネットアクセス手段を準備しておいた方が良いと思います。通信機器も私が2年前に赴任したときは非常に高かったですが、今はTNMが6,500MK(3,250円)、Airtelが7,200MK(3,600円)、MTLが5,000MK(2,500円)と当時から比べると非常に安くなっています。

 現在、Globe回線を使っていますが、実はこの回線も不調です。今はTNMが一番安定しています。

?

 ここからは、メモ的な感じで、どういう感じでAirtelで接続が出来ていないか書いておきます。ちなみに私が使っているのは、Airtelの前のブランド名であるZainのUSB通信機器(ドングル)と付属ソフトウェアですので、現在販売されているAirtelの通信機器は状態の表示が異なるかも知れません。

 通信ソフトウェアは、ベストな通信方式を自動的に選択するようになっています。通信ソフトウェアの左下に現在選択されている通信方式が表示され、通信機器はLEDの色(ブルーかグリーン)でどの通信方式が選択されているかがわかります。

 3.5G回線といわれるHSDPA通信方式が利用できるときは、「WCDMA AirtelMW」と最初に表示され、その後、接続出来ると「HSDPA」と表示され、通信機器のLEDがブルーになります。これがベストな状態です。絶好調のときは1-3Mbpsぐらいで、通常でも256Kbpsぐらいで通信出来ます。

 これがダメな場合は、「EDGE」が表示され、接続出来ると、通信機器のLEDがグリーンになります。これだとHSDPA方式の通信より劣りますが、128Kbpsぐらいで通信出来ます。理論上の最大速度は384Kbpsなので、これ以上速い通信は出来ません。

 現在の状況はどうなっているかというと、「GSM AirtelMW」と表示されています。「EDGE」はGSM通信方式の中のデータ通信方式なので、おそらく「EDGE」も利用出来ないので、通常の携帯電話網である「GSM AirtelMW」が表示されているのではと思います。LEDはグリーンです。この状態だと、仮に認証が通って接続出来たとしても実際のインターネット通信は出来ません。

久しぶりに強いスコールです

 3月に入り、雨季の終わりに近づき雨が降らなくなったなぁと思ったら、午後3時過ぎから強いスコールです。30分以上振り続いています。この雨が弱くならないと帰宅出来ないです・・・

WULIAN裏手を整地

 そういえば、今週の水曜日から、リロングウェ橋を渡ってすぐ右手にある中国系雑貨スーパーのWULIANの裏手を整地しています。何か作るんでしょうか?写真は、2/22の夕方帰宅時に撮影したものです。この建物の2階フロア全部がWULIANです。余談ですが暴動などのときの略奪を恐れて2階にしてるんでしょうね。このWULIANの通りを挟んで向かいにある(写真だと左手)にある上海スーパーも同様に2階にあります。

IMG_5636

火焔木(アフリカンチューリップ)

? 今年は、年頭から警察と路上販売者の衝突などが相次いで、なかなか紹介するタイミングを逸していたのですが、熱帯三大花木の一つである火焔木(アフリカンチューリップ)がもっとも見頃な感じになっています。12月終わり頃からリロングウェでは咲き始めます。最初は樹冠部から咲き始めるので、なかなか見ることが出来ません。段々と下の方に咲いてきます。花の咲いている時期は長くて、5月ぐらいまで花が残っています。昨年、3月頃にそろそろ終わりですね、と書いていたら、5月まで花が残っていてびっくりした記憶があります。

 熱帯三大花木の残り2つは火炎樹(鳳凰木)とジャカランダになります。リロングウェでは、ジャカランダが9月中旬くらいから10月中旬くらいまで。火炎樹は、10月中旬から11月中旬ぐらいまでと言った感じです。地域によっては、熱帯三大花木は同時に咲き誇るところもあるみたいですが、リロングウェでは、ジャカランダと火炎樹は少し重なるのですが、火焔木はちょっとタイミング的に無理な感じです。

 以下の写真は、リロングウェホテル前のガソリンスタンド横の火焔木ですが、リロングウェだと、シティセンターのスタンダードバンクやナショナルバンクのある通りに火焔木が並木になっていて綺麗です。

IMG_5622

花は以下は昨年撮影したものですが、こんな感じです。

火炎木

雨季でボロボロになる路肩(2)

昨日の続きです。まさに現在進行形で車道がドンドン侵食されてぶっ壊れています。これは今朝出勤時に撮影した近所の道路です。特に大型車が通るとミシミシと壊れていきます。

IMG_5623

 これは、側溝からの水が溢れていて小川のようになっていたところ。こちらも進行形でドンドンえぐられていってます。舗装されている部分はどんどん狭くなっていき、車がギリギリすれ違うことが出来るぐらいの車幅になっているので、歩くときはこの土のボロボロの路肩を歩かないと危険です。首都の高級住宅街の道路なんですが・・・

IMG_5629

雨季でボロボロになる路肩

 昨シーズンも感じたのですが、マラウイの舗装道路の路肩はただ土が盛ってあるだけでメンテナンスをしないので、雨季になると降り続く雨で侵食が進みボロボロです。そして、舗装された道路も路肩部分が侵食され、大型車両が通る度に舗装部分が崩れていき舗装道路の端が海岸線のようにガタガタになっています。

? 以下のような感じです。道路脇に小川があるような感じになってしまっています。

IMG_5617

 ここは、側溝があるのですが、きちんと堆積した泥とかを除去していないので、路肩に雨水が溢れ出ています。そして路肩部分の土は流されてドンドン侵食されています。

IMG_5619

 こんな感じで晴れた日に見るとドンドンえぐられてます。

IMG_5621

 写真が撮り難いので写真がないのですが、バスターミナル周辺も交通量が多いのでホントにボコボコでボロボロです。特に未舗装の土のミニバス乗り場は車両の底をこすりながら、タイヤは浮かせながら、そして滑りながら停車・出発しているのですが、誰も土を均したりしていないんですよね。

リロングウェ、バスターミナル周辺は落ち着きを取り戻す

 まだ、武装警察などが巡回をしていますが、数もかなり少なくなり、一昨日の火曜日の午後くらいからかなり落ち着きを取り戻しています。朝の交通警察のミニバスなどへの取り締まりも平常通りです。普段の様子に戻ったなぁと感じるのは、通勤路の2ヶ所で大型のスピーカーで音楽が流れていたこと。テレビを売っている店も少しボリュームを上げてデモ放映しているなど、本来の賑わいが戻ってきている感じです。完全に戻ると、中国雑貨スーパーのWULIANがマイクを使っての呼び込みをすると思います。

 市内中心部のショップライト周辺やキボコホテル前の通りでは、携帯電話のプリペイドカードや商品を売る人がポツリポツリとこっそりと売り始めています。こっそりと言っても、プリペイドカード売りは手にプリペイドカードを持っているのですぐわかりますし、商品を歩き売りしている人は商品を手にしているのですぐわかります。まぁ、商品売りはすぐに隠せるように黒いビニール袋を持参しています。

Airtel、最大転送速度は3Mbps

先日、本帰国が近いので、職場とかで利用しているインターフェース環境を月額無制限のMTLからAirtelに切り替えて約10日が過ぎましたが、通信条件さえ整えば、運が良ければと書きますが、最大で3Mbpsぐらいまでスピードが出るようです。もし、3Mbpsがコンスタントに出れば日本並みに快適なのになぁ・・・と思います。通常だとやはり、128-384kbpsといったところでしょうか?ウェブサイトの閲覧のときは、速度が遅いとイライラするぐらいですが、データのダウンロードのときは時間がまるっきり異なり、10分で終わったり、1時間も2時間もかかったりとマチマチでスムーズに作業が進まないことになります。

 Airtelのデータ通信は複数の通信方式をハイブリッドで提供しています。HSDPA, W-CDMA, EDGEとあり、ベストな状態は、HSDPA方式で通信出来るときです。この電波が弱いと、EDGE方式に切り替わっています。下の方にまとめて通信方式の概要を書きましたが、通信方式によって理論上の最大速度が異なります。上記の3MbpsはHSDPA方式でないと不可で、もしインターネットを利用したい場所でHSDPA方式が利用出来ず、EDGE方式でのみ接続可能ということであれば、最大でも384Kbpsでしか接続出来ないことになります。私の場合、昔は職場ではよく電波が入っていて、自宅では電波の入りが良くなかったのですが、最近はいつの間にか逆になり、自宅では常時安定していてHSDPA方式で接続で電波も強いのですが、職場では電波が弱くてHSDPA方式で接続されず、EDGE方式で接続されたりしています。
(追記)TNMもAirtelを同じ通信方式です。

 通信は概ね早朝が速いことが多いです。これは、マラウイは早朝なので利用者がほとんどいなくて、アクセス先が日本などが多いのですが、早朝だと時差の関係で、日本は日中の時間帯となり、経由するインドなども含めてあまり混み合っていないためだと思います。Airtelは、インド拠点の会社なので、データの通信経路を見てみるとインドを経由しています。

 以下は、3Mbps以上の速度が出ていたときのグラフです。3.3Mbpsぐらい出ていて、瞬間的には、3.6Mbpsぐらいまで速度が出ています。データをダウンロードしている時の様子ですので、常時転送しています。

20120207_Airtel-01

 以下のように速度がでない時のほうが多いです。このときは、250Kbps前後で転送されていました。

20120213_Airtel-02

 yahoo.co.jpのAirtelを利用した場合のデータ通信経路です。インドを経由していることがわかると思います。マラウイ→インド→米国(フェニックス)→英国(ロンドン)→米国(ロサンゼルス)→日本(東京)となっていて無駄に遠回りしているのが気になります。MTLだと、タンザニアのダル・エス・サラームに抜けてロンドンを経由するので、光ファイバーケーブルで陸路でダル・エス・サラームまで転送され、そこから海底ケーブルでロンドンに抜けていっているようです。Airtelは、おそらく、マラウイから衛星通信でインドと通信しているのでは?と思います。

20120215_Yahoo-co-jp-経路-Airtel

  • EDGE ? Enhanced Data GSM Environment
    GSM方式の携帯電話網のデータ転送方式。GPRSの後継技術で第3世代技術(3G)の一つ。速度は技術的には最大で384kbpsまで可能。
  • W-CDMA ? Wideband Code? Division Multiple Access
    第3世代技術(3G)の一つ。停止時に最大2Mbpsの転送が可能。日本ではドコモのFOMAが採用している。
  • HSDPA ? High Speed Downlink Packet Access
    W-CDMAの高速版。3.5G技術と言われている。理論上下りは14.4Mbpまで可能。日本ではドコモがFOMAハイスピードとしてサービスを提供。
  • EV-DO ? Evolution Data Only
    CDMA2000通信方式の中のデータ通信方式。3G技術の一つ。最大下りで3.1Mbps, 上りで1.8Mbpsの転送が可能。
  • CDMA - Code Division Mutiple Access
    CDMA2000通信方式の中のデータ通信方式。最大で下り2.5Mbps, 上り 153.6Kbpsの通信が可能。

MTLは、もともとはCDMA方式で、EV-DO方式も可能とのことですが、私が残念ながらEV-DO方式は利用したことがありません。リロングウェではサービスが提供されていないような気がします。

あと余談ですが、マラウイからは、どのインターネットプロバイダを利用してもデータがロストされることが頻発しています。つまり、ページを要求しても、ウェブサーバにその要求が届いていないということです。なので、ウェブページなどが開くのが遅いなぁと思ったら、すぐにリロード(更新、再読み込み)をした方がいいです。たぶん、マラウイにいる方は経験的にそうされていると思います。

連日のスコールで、あちこちで倒木

 今日、帰宅時に歩いていたら、いつもと景色が違う・・・。よく見るとあった木が倒れて撤去しようとしていました。どうも、火曜日(2/7)の夕方にかなりの強風を伴うスコールが降ったのですが、それが原因であちこちの木が倒れたようです。この日は、夜間に長時間停電していたので、倒木が原因だったかも知れません。

 これはリロングウェのゴルフ場近くの道路です。2/8の朝に撮影したものです。

IMG_5590

以下は、今日(2/9)撮影したもの。コリアガーデンとムファサロッジ近くです。ここはムファサロッジのある坂上になりますが、坂下の木も切り倒されていました。最初切っちゃってもったいないと思ったのですが、坂下の方は、危険だから事前に倒したようです。近くに電柱があるので、倒れると危険です。

alt

以下は、2/7に撮影したリロングウェ川の様子です。2/8の朝も水量は同じくらいです。雨季でもそれほど水量は増えず、去年も見ていましたが、これぐらいでピークだと思います。

IMG_5589

 このほか、2週間ぐらい前も職場近くの通りに木が倒れていました。連日のスコールで地盤が弱くなっているからのようです。道路の穴が大きくなってます。これは自宅近くで今日撮影したものです。日々ドンドン侵食しています。エリア1のバスターミナルの近くの道路はミニバスの交通量が多いこともあり、本当にボコボコです。運ちゃんが器用に、ボコボコの穴を避けてます。

IMG_5603

 昨日は日中というか朝から夜遅くまで(6時半頃から21時半頃まで)断水していました。これも、よく考えるとスコールと関係があるかも知れません。自宅の坂を下ったところは1週間ぐらい、かなりの水量の水が側溝にずっと流れ込んでいました。一部、路肩にも側溝から溢れ出ていましたが、これはどこかの水道管に亀裂が入っていたのかも知れません。

 最後におまけで職場のトウモロコシ(メイズ)です。去年と同じぐらいの成長スピードではないかと思います。見た感じだとトウモロコシには影響が出ていないようです。

IMG_5593

 こんな感じですが、今年は去年より雨の降り方が激しく厳しい感じです。

長時間停電・長時間高電圧

 今日は、なかなか憂慮な一日です。バスターミナル周辺は、昨日の警察と路上販売者との衝突後でピリピリした状態。帰宅して夕方には、本格的なスコール。ダイニングの片隅で雨漏り。やっと落ち着いたと思ったら、長時間停電です。最近、15分程度の短時間な停電が多いのですが、午後6時半から午後9時50分までと約3時間20分の長時間停電でした。

 その後、電気が復旧したものの高電圧状態です。我が家のテレビやパソコンなどを接続しているコンセントにはプロテクター(電圧保護スイッチ)が入っています。これは低電圧(185V以下)や高電圧(265V以上)になると機器に負担がかかり故障するので、自動的に電圧が復旧するまで電源断になります。通常、高電圧状態は、最近は長いことが多いものの、長くて5分くらいなのですが、今日は20分前後続いていました。これは初めてではないかと思います。

 マラウイでは、電圧の乱高下が原因と思われるパソコンなどのACアダプタの故障が非常に多いです。要注意です。マラウイでは私は正直プロテクター無しでは怖くてパソコンとか使えないです。

 その後、これを書いていたら再び午後10時半から停電です・・・ いつもと様子が違いますね。午後10時45分に復帰です。