ボツワナのチョベ国立公園

 昨年のクリスマス休暇に訪れたボツワナのチョベ国立公園の動物たちです。チョベ国立公園はボツワナの北東端に位置し、ザンビア・ジンバブエの国境に位置するビクトリア滝からわずか70キロの、車で1時間半ぐらいのところにあり、私たちもビクトリア滝を観光した後、ボツワナ側に渡り、この国立公園で1泊してサファリを堪能しました。チョベ国立公園は、世界有数の野生ゾウの生息地で7万頭いると言われ、ゾウの生息密度は世界一と言われています。たしかにたくさんのゾウをわずかな滞在期間で見ることが出来ました。




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振替休日(ジョン・チレンブェの日)

 1月15日は、植民地時代の1915年に白人支配に反対し、最初の独立活動家として扱われているジョン・チレンブェ氏の日で祝日でした。ジョン・チレンブェさんはマラウイの紙幣のデザインにも肖像が使われています。今年は15日が土曜日だったため、17日の月曜日が振替休日となっています。

こっちのカレンダーは、振替休日をきちんと赤字で表示しているものとそうでないものがあるので、直前までよくわからずわかりにくいです。私は金曜日にようやく確認出来ました。

停電が再び頻発

 最近、停電が減っていたのですが、また頻発するようになっています。時間は不規則で何か工事とかしているのか知れません。今日は朝5時少し前に停電し、6時半ぐらいまで復旧せずで、職場についたら、職場も9時過ぎから停電になってます。自宅の方も停電しているかも知れません。

 仕事はパソコンを使うデスクワークがメインなので、停電になるとノートパソコンのバッテリが持つ3時間しかまともに仕事が出来ません。

助かっているのは、インターネット接続が携帯電話会社のUSB通信ユニットなので、停電していてもパソコンがバッテリがある間はインターネット接続出来ることです。

 電力事情は、先日書いた通り、長期的には、米国のミレニアム挑戦公社からの300億円の巨額の無償資金援助によって大きく改善されると思いますが、短期的には厳しそうです。停電が頻発するようんだとノートPCの予備バッテリパックがほしくなります。とりあえず、バッテリがある間に復旧するのを待ちながら仕事してます。

久しぶりの本格的なスコール

 11月下旬から雨季に入りましたが、その最初の週と1週間ぐらい空けて12月初旬ぐらいは1週間ぐらいお天気がぐずついて梅雨模様だったのですが、それ以降はリロングウェは雨がほとんど降らず、トウモロコシ(メイズ)とか大丈夫なのかな?とちょっと心配していたのですが、久しぶりにまさにバケツをひっくり返したような豪雨になっています。降り始めは雨粒が大きて屋根を叩く音も大きく、ヒョウでも降ってきたのでは?と思ったぐらいです。

 今日から仕事はじめで、どうせなら夜中に降ってほしかったのによりによってランチタイムです・・・ 帰るまでに止むといいなぁ。

今年もよろしくお願いいたします。

 縁があってマラウイに来て9ヶ月になります。クリスマス休暇、新年と迎えました。ほとんどクリスマス、新年ムードが街を見る限りゼロですが、それでも、大晦日から新年に変わるとあちこちで花火や爆竹の音が聞こえてきたので、地味にお祝いしているんだなぁと思いました。クリスマスはクリスマス休暇を利用して南アフリカのケープタウンに滞在していましたが、こちらでもクリスマスムードはわずかにあるクリスマスツリーの飾りぐらいで、意識しないとクリスマスかどうかわからない感じです。

 まぁ、、今年もよろしくお願いいたします。

マラウイに来訪する日本人の内訳

 先日、マラウイの観光レポートでマラウイへの来訪者数が直近10年間で年平均12%の伸びであったというレポートの内容を紹介しましたが、日本人がどれくらい昨年来訪しているか見てみると、昨年マラウイを訪問した日本人は、2,460人で、その内訳は以下のようになっています。

  • 観光 1,384人(56.3%)
  • ビジネス 717人(29.1%)
  • 友人・知人の訪問 359人(14.6%)

 観光目的で、マラウイを訪問する日本人は月平均で115名ということで、マラウイが周辺国と比べて特に特筆すべき観光資源がないことを考えると意外と多いなぁと思います。なお、マラウイの在留邦人数は168名(2009年10月現在)とのことです。

ハシジロコウギョクチョウ(Jameson's Firefinch)

 先週、リロングウェ市内の学校のキャンパスで見かけました。東アフリカから南部アフリカにかけて広く分布するハシジロコウギョクチョウ(Jameson's Firefinch)のようです。紅色でかわいい小鳥です。カエデチョウの仲間でリロングウェ市内でよく見かける青いフナシセイキチョウも同じ仲間みたいです。雨が降った後で虫がとりやすいのか、しきりに土を掘り返してました。

ハシジロコウギョクチョウ(Jameson's Firefinch)

キングバブーン・タランチュラ

寝室から家内の悲鳴が聞こえてきたので、何事かと思ったら巨大なタランチュラがクローゼットの洋服の合間から出てきたようです。タランチュラは家のどこからかの隙間から入ってくるようで、今までに何度か壁や床で見かけて退治しましたが、今回のは今まで見た中でもっとも巨大で見た瞬間ギョッとしました。クローゼットの中なので殺虫剤が使えず、どうしようか思案し、洋服を慎重にどかしてながら、蚊を退治するために常備してある電気ラケットでやっつけることにしました。サイズが巨大なので、やっつけることが出来るか不安でしたが、しつこいほどの電気攻撃を与えてなんとか弱ってくれたので、そのままトイレに流して一段落です。さすがに怖かったです。

インターネットで確認すると、このタランチュラは、東アフリカ原産のキングバブーンタランチュラ(king baboon spider, Pelinobius muticus)のようです。マラウイは東アフリカなので原産地ですね・・・ バブーンは英語でサルのヒヒの意。タランチュラの中でも毒が強い方で、致命的ではないのものの、鋭い痛み、けいれんや幻覚などがあるようで、咬まれると病院での医療処置が必要となるそうです。とにかく咬まれないようにするしかないのですが、寝室に何気にいるのでどうしたものでしょうか? もっとも先進国ではペットとして買っている人が多いようで・・・調べていてびっくり・・・

性格は獰猛で威嚇音をたてるらしい。聞いたことないけど。成長が遅く、8センチぐらいなるのに10年近くになるらしい。今回みたのは、このクラスのタランチュラなので、10年近く生きていたものらしい。普段は土の中で生活しているらしいので、お願いだから家の中に侵入してこないでほしい・・・

キングバブーンタランチュラ (Baboon spiders)

手前に見えているのが野球帽タイプの帽子の一部。体長は8センチぐらいで、足渡りまで入れると15センチにはなり巨大で怖いです。

我が家近くではまだ見かけていませんが、ヘビやサソリなどの有毒生物の日常的にいます。一応、靴を履くときは必ず、トントンと床に叩いてから履くようにしてます。サソリ対策です。

羽アリ(グンビ)

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羽アリ(現地名 グンビ - ngumbi)の写真が撮れたので掲載しておきます。雨季の初めの雨が降った後に、夕暮れとともに外灯に集まってきます。家の隙間から家に侵入してくることもしばしばです。朝になると羽アリ本体は、トカゲなどに食べられて無くなり羽だけが散在しています。アリ塚の蟻は、この白アリです。

羽アリは、雨季の初めの生殖シーズンに大量に発生します。羽アリと言っても、アリの仲間ではなくゴキブリの仲間です。(アリはハチの仲間です。)マラウイの人は、この羽アリが発生すると、それを捕って、羽をむしって空炒りして食べるそうです。こうした羽アリを食べるのは、マラウイだけでなくアフリカで広く行われていて、貴重な蛋白源となっているようです。

以前に生活したことがあるタイやラオスでも雨季のはじめに大量に発生しました。また、ラオスやタイの東北部などでも食用としています。


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コインの大きさは直径26ミリです。

メイズなどの作付け準備が開始

 雨季に入り、メイズ(トウモロコシ)などの作付けの準備が始まっています。マラウイの首都リロングウェ市内でも少しでも耕せる土地があると土地を耕しています。今年は、雨季入りがやや早かったようで、新聞にも南部のムランジェで先月下旬から作付け準備が少し早く始まったという記事が出ていました。

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ここは農地というわけではなく学校の敷地内です。

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幹線道路(M1)沿いの路肩です。この部分もまもなく耕されます。

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市内中心部リロングウェ橋のところです。すぐ下(写真の奥)にリロングウェ橋があります。左手に見えるのがリロングウェ川です。