ブランタイアで1週間の水供給障害

 ブランタイヤ水道局が新聞に謝罪広告を掲載しています。それによると、先週の2日(火)から8日(月)にかけての長期間にわたり、水供給障害が発生していたようです。原因は、チレカポンプ局での水道管破裂による漏水による電気モータやパネルの故障とのことです。現在、モータは修理され、故障前のポンプ能力に戻っているとのことです。

リロングウェの「ゲーム(Game)」、11/18にオープン??

IMG_2971 リロングウェに年内完成を目指して建設中のリロングウェシティモールですが、その中の目玉となる南アフリカ系の量販店のGameが11/18にオープンという広告が新聞に出ていてびっくりしています。まだ工事中でとても完成しているように見えないのですが。もしオープンするなら、東南アジアのタイとかでよくあるソフトオープンというやつで、工事中でもとりあえず営業が出来るところから始めてしまうということなのかも知れません。まぁ、1週間後なのでどうなるのでしょうか?

以下は2日前にたまたま撮影した建設途中のリロングウェシティモールです。とてもあと1週間で完成する状況ではないです・・・ IMG_2965

タバコ収入、620億クワチャ(4億840万ドル)

 先週、タバコ市場はクローズし、外貨収入は、620億クワチャ(4億840万ドル)となった報告されています。この外貨収入は、昨年の658億クワチャ(4億3,300万ドル)に比べて、約5.8%下回っています。収入が減少した原因は、タバコの葉の生産高が、昨年の2億3,200万キロから2億1,700万キロに下がったこと。バレー種のキロあたりの単価が、2.15ドルから2ドルに下がったためです。生産高が下がった要因はタバコ生産地域で十分に雨が降らなかったためのようです。

タバコはマラウイの主要産業であり、外貨獲得の60%を占めているとのことです。

石油輸入業者が先週末の燃油危機はテテ橋遅延と説明

 石油輸入業者によると、先週の中旬から首都リロングウェを中心に発生した燃油不足は、モザンビークのザンベジ川に架かるテテ州の Samora Machel橋での遅延が原因であると述べています。先週の前半にテテ橋上で貨物が立ち往生した関係で遅延が発生して、106台のトラックのうち、38台しかマラウイ国内に到着しなかったのが原因のようです。この38台のトラックのうち、18台がリロングウェ、18台がブランタイア、そして残りの2台が北部に輸送されたとのことです。

 また、今回の燃油不足が発生している要因の一つが、現在、燃油供給がモザンビーク側からベイラ港を経由してくるルートのみであることで、タンザニア側からの輸送は手続きが完了していないために、未だやりとりが出来ないことが問題のようです。

ミスマラウイ2010が決定

 先週の金曜日に首都リロングウェのシティセンターにあるキャピタルホテルでミスマラウイの最終選考が行われ、11人の最終候補の中から、21歳のFaith Chibalesさんがミスマラウイ2010の栄冠を勝ち取りました。彼女は来年2011のミニユニバースのマラウイ代表となるそうです。優勝者には、賞品として日本車が贈られたそうです。身長173センチ、体重53キロとのことです。

絶不調のTNM

 マラウイを代表する携帯電話会社は、現在は、ZainとTNMですが、TNMがこの1?2ヶ月間程度不調です。今日の新聞には、10/29(金)から翌未明にかけて完全にネットワーク断になったことに対して謝罪の広告を掲載しています。また、携帯電話の方にもSMSでメールが届きました。

 しかしながら、相変わらず今日も電波が非常に不安定でした。

最近、リーティングカンパニーであるZainが携帯電話料金の値下げをしてTNMとの料金の差がほとんどなくなりました。私自身もTNMとZainの二つ持っていますが、最近は、安定している Zainを使う機会が多くなりました。やばいぞ、TNM。

燃料危機が再燃

 先週の土曜日にガソリンスタンドにたくさんの自動車の列が出来ていて、燃料不足が再燃したのでは?と書きましたが、本日の The Nation紙でも燃料危機の再燃に関して報じています。同紙によると首都リロングウェでは木曜日から燃料不足がおき始めており、各自動車に 2,000MK(約13ドル分)のみ配給するようにしていたようです。しかしながら、燃料不足が解消せずに週末にピークを迎えたようです。リロングウェ市内は少し落ち着いたように見えますが、同紙によると燃料不足がブランタイア、ゾンバ、ムズズといった他の地方にも飛び火したようです。

 燃料不足の原因は、契約や外貨の問題ではなく輸送計画上の問題による不規則な供給であるとしていますが、本当の原因は定かではないようです。

政府のこうした対応に同紙でも社説で真の原因を明確にして解決すべきと論じています。マラウイ燃料規制局(MERA)は、予備ガソリン用の容器に対して、認可制を導入しましたが、真の原因に対して対処せずに、こうした規則を導入し、その場しのぎ的な対処療法に業を煮やしている感じです。

リロングウェ、ガソリン不足再燃

 リロングウェ市内に買い物に出かけたら、 やけに車が渋滞しているなぁと思ったら、ガソリン待ちの自動車の列でした。また、ガソリン不足してきているようです。ガソリンが不足すると流通もストップしてしまうので、内陸国マラウイでは、ちょっと怖いです。

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駐マラウイ大使に寒川氏

 政府は22日に閣議で26日付で駐マラウイ大使に野呂元良氏の後任に寒川冨士夫コルカタ総領事にすることを決定しています。

寒川 富士夫氏(さむかわ・ふじお)中央大卒。昭和49年外務省。国際協力局民間援助連携室長を経て平成20年7月からコルカタ総領事。61歳。香川県出身。

コルカタはインドの西ベンガル州の州都で巨大都市です。

Kayelekeraウラン鉱山の生産高が10%下落

 マラウイ北部のカロンガのパラディンエネルギー社(Paladin Energy Limited)のKayekeraウラン鉱山の生産高が2010年6月末の四半期が515,478ポンド(231,965Kg)だったの大して、9月末の四半期が 462,977ポンド(208,340Kg)となり、約10.2%下落しています。

 パラディンエネルギー社はオーストラリアに上場されている企業で、パラディン社は、2010年の年次報告書でマラウイが2009年12月から2010年6月の間に100万ポンド(45万Kg)、5,400万ドル(約48億円)を輸出したとしています。これにより、2009年は、マラウイは3,300万ドルが輸出歳入となり、マラウイ政府は、3億8500万クワチャ(約2億3千万円)の採掘料と税収を得ているとのことです。