石油輸入業者が先週末の燃油危機はテテ橋遅延と説明

 石油輸入業者によると、先週の中旬から首都リロングウェを中心に発生した燃油不足は、モザンビークのザンベジ川に架かるテテ州の Samora Machel橋での遅延が原因であると述べています。先週の前半にテテ橋上で貨物が立ち往生した関係で遅延が発生して、106台のトラックのうち、38台しかマラウイ国内に到着しなかったのが原因のようです。この38台のトラックのうち、18台がリロングウェ、18台がブランタイア、そして残りの2台が北部に輸送されたとのことです。

 また、今回の燃油不足が発生している要因の一つが、現在、燃油供給がモザンビーク側からベイラ港を経由してくるルートのみであることで、タンザニア側からの輸送は手続きが完了していないために、未だやりとりが出来ないことが問題のようです。