燃料危機が再燃

 先週の土曜日にガソリンスタンドにたくさんの自動車の列が出来ていて、燃料不足が再燃したのでは?と書きましたが、本日の The Nation紙でも燃料危機の再燃に関して報じています。同紙によると首都リロングウェでは木曜日から燃料不足がおき始めており、各自動車に 2,000MK(約13ドル分)のみ配給するようにしていたようです。しかしながら、燃料不足が解消せずに週末にピークを迎えたようです。リロングウェ市内は少し落ち着いたように見えますが、同紙によると燃料不足がブランタイア、ゾンバ、ムズズといった他の地方にも飛び火したようです。

 燃料不足の原因は、契約や外貨の問題ではなく輸送計画上の問題による不規則な供給であるとしていますが、本当の原因は定かではないようです。

政府のこうした対応に同紙でも社説で真の原因を明確にして解決すべきと論じています。マラウイ燃料規制局(MERA)は、予備ガソリン用の容器に対して、認可制を導入しましたが、真の原因に対して対処せずに、こうした規則を導入し、その場しのぎ的な対処療法に業を煮やしている感じです。