スタートマラウイ マラウイのニュースなど

  • Skip to content
  • Jump to main navigation and login

Nav view search

Navigation

  • このサイトについて

Search


現在地: Home

Main Menu

  • ホーム
  • 基本情報
  • ブログ
  • ニュース
    • 最新
    • 2011
    • 2010
  • サイトマップ

生活のヒント

  • 持っていくとよいもの
  • ショッピング
  • com_contact_contacts
    • MTL
    • TNM
    • Airtel
    • Globe
    • Skyband
    • よくある質問
  • 携帯電話

その他

  • 空港のインターネット
    • ヨハネスバーグ
    • 香港
    • アディスアベバ

「燃料危機」から「経済危機」へ

詳細
カテゴリ: ブログ
作成日:2011年11月14日(月)00:42

(燃料危機)

先週の月曜日(11/07)に、エネルギー省が、恒常的な燃料不足への対策として燃料の値上げを発表しました。ガソリンが290MKから380MKと31%の値上げ、ディーゼルが260MKから360MKと38.5%の値上げ、灯油が155MKから171MKへと10.3%の値上げとなり、平均で27%の値上げ幅になっています。これに対して、リロングウェの市民が、値上げは不当であるとして、火曜日(11/8)にリロングウェの高等裁判所に提訴しており、水曜日(11/9)に裁判所は訴えを認め、11/18に聴聞会が開催される予定です。これは、価格の決定は燃料規制局の委員会の中で決定される、という規則なのに対して、今回の価格決定には、その委員会が昨年の12月以降開催されておらず、委員会を通じて価格が決定されていないため不当であるというのが市民側の主張のようです。

一方、マラウイ経済協会やマラウイ商工会議所は、今回の燃料価格引き上げについて、これにより燃料供給が安定化するなら止むなしとの立場で容認しています。もともと、経済団体は、燃料不足の問題解決のためには、現在の公定価格ではなく価格の自由化が必要であるとし、需要と供給のバランスで価格が決定されるべきであるとしていました。つまり、事実上、現在のような燃料不足の状況下では価格引き上げを示唆していたことになります。

燃料の安定供給のために、政府はブラックマーケットでの燃料の売買についての取り締まりを強化しています。エネルギー省は11/10付でブラックマーケットの影響について言及するプレスリリースを発表しています。また不法な路上販売者を全国で20人逮捕したことを週末に発表しています。

私は車を所有していないので、ガソリンの実際の販売価格を確認していませんが、近所のガソリンスタンドの表示価格は以前のままでした。ただ、この週末はガソリンがやはり無いようで、ガソリンスタンドには車列も出来ていない状況でした。マラウイ人も、携帯電話やFacebook などで情報交換をしながら、ガソリンやディーゼルを見つけているようです。

新聞などを見ると、燃料の値上げに合わせてバスやミニバスの料金の値上げ、あるいは値上げを検討しているようです。具体的にはブランタイヤ市内のミニバスが80Kから110MK(55円)、リロングウェのエリア25行きのミニバスが110MKから150MK(75円)、長距離バスのブランタイヤ・リロングウェ間のバスが1500MKから2000MKといったように値上げあるいは値上げの検討が行われているようです。私が普段利用しているミニバスは今のところ値上げはなく50MK(25円)のままです。

(経済危機へ)

財務省やメディアなどは、昨今の厳しいマラウイを取り巻く環境から、「燃料危機」ではなく「経済危機」という言葉を多用するようになってきており、私自身も「燃料危機」というより「経済危機」というマクロ的な見方の方が妥当な気がします。ミニバスなどの直接的な値上げの他、人権や統治などの問題によるドナーの援助凍結、それによる超緊縮財政、そして基本品目に対しての付加価値税(16.5%)の導入、8月のクワチャの切り下げ(ドルに対して、150MKから165MKに切り下げ)、それに伴う輸入品の値上げ、主要な外貨獲得源であるタバコの売上高の40%ダウン(お茶の生産高も10%ダウン)、マラウイ経済の基礎体力がかなり弱ってきています。先週の新聞には、ブランタイアの水道料金が10%値上げするとの告知があり、昨日(11/12)は、リロングウェのSPARに行ったら、基本食品である食パンが150MKから180MKに値上がりしていました。インフレが加速する懸念が高まっています。

実際、こうしたインフレ懸念を背景にしてか、1,000MK紙幣の発行が噂されています。20MK紙幣を廃止して、1,000MK紙幣をといった流れのようです。市内のショップライトやSPARなどのスーパーでは1MKコイン(0.5円)が使われていますが、それ以外のところでは最近は1MKコインは使われなくなってきており、1MKコインを避けるために値段も5MK単位にしていたりします。ミニバスなどで1MKコインを出すと嫌がられ拒否されることもあります。8月にクワチャを切り下げましたが、IMFなどは、クワチャの切り下げは十分でないと見ています。つまりクワチャが市場価値より高すぎるということです。市内でのドル現金両替も1度、クワチャ切り下げが実施されたときに公定レートと現金両替レートが同じになりましたが、現在は、約5MK位の差があります。公定レートが1ドル=約165MKですが、現金両替レートは1ドル=約170MKといったところで、現金両替レートは、昨年からのレートと同じになっています。ただ、闇両替レートは、1ドル=約200MKくらいで取引されているようで、実際のクワチャの実力、価値はこの位と見るのが妥当そうです。実際に、さらにクワチャを切り下げる場合には1ドルに対して200-250MKくらいが検討されているようです。もし切り下げが実施されると、輸入が多いマラウイでは、さらに価格上昇が進むことになります。

燃料不足、電力不足による製造や物流の停滞もジワジワと効いてきています。先週、カールスバーグ社が燃料不足に伴う生産調整の告知を行いましたが、当然、生産調整を行えば売上がダウンするわけです。経済はお金やモノが流通し動かなれば、浮上しません。生産調整はカールスバーグ社だけでなく、他社も同様のはずです。実際、スーパーなどでも特定の商品だけが在庫切れといったことが散見されます。

マラウイのメディアなどが気にしているのが周辺国の「ジンバブエ」で、メディアなどでもジンバブエ化を避けなければならないといった論調の社説がネーション紙で何度か掲載されています。個人的にはジンバブエのようにはならないと思いますが、早めに手当をしないと、5年ごとぐらいに周期的に発生している干魃による食料危機が生じると、マラウイ経済は余力がないため大きく混乱することが予想されます。マラウイ準備銀行総裁は、マラウイ経済を立ち直らせるためには、2億ドル(約160億円)が年内に必要とコメントしていますが、もう少し現実的な実効性のある対策を講じてほしいです。

マラウイのドナー、マラウイ政府にホテルのイベントを自粛するように要請

詳細
カテゴリ: 2011
作成日:2011年11月13日(日)23:16

 マラウイを支援する13のドナー組織は連名で、10/21付でマラウイ政府に対してドナーベースのイベントをホテルなどで行うことを自粛し、費用を抑えるように要請する書簡を渡したようです。このドナーの中には、日本の国際協力機構(JICA)も含まれています。

書簡の中では、ホテルなどでのイベントの自粛とコストを削減するように要請しています。マラウイに限らず途上国でよく問題になるイベントに出席した場合の高額な特別手当についても言及しているようです。途上国では、ワークショップなどへの参加に際して、日当が支払われることが多く、さらに出席率をあげるために高額になることが多いようです。特にマラウイは高額(ある意味日本並み)だと聞いています。”マラウイのための”ドナー主催のイベントであっても、日本の民間感覚からは信じられないくらいのはずです。ドナーのお金の原資は突き詰めると各国の税金です。

チャンセラー校、”赤”の日を祝う

詳細
カテゴリ: 2011
作成日:2011年11月13日(日)18:18

 学問の自由を求める講師による授業ストライキから講師4人の解雇、学校閉鎖と今年2月から混乱が続いていたゾンバにあるマラウイ大学チャンセラー校ですが、先月、大統領からの解雇された4人の講師の無条件復職命令をうけて、来週の月曜日(11/14)から学校が再開される予定です。これに先立ち、金曜日(11/11)に”赤”の日として、学問の自由の戦いの勝利を祝うセレモニーを大学教職員組合が行ったようです。講師側は、学問の自由の戦いはまだ終わったわけではないと述べています。

とりあえず正常化に向かうと思います。昨日の土曜日にリロングウェのSPARに買い物にいった帰りに、このマラウイ大学の祝いの横断幕を掲げた車が駐車場から出ていくところに偶然出会い、ちょっとびっくりしました。

カールスバーグ社、生産調整の告知

詳細
カテゴリ: 2011
作成日:2011年11月11日(金)16:13

 カールスバーグ社は、深刻な外貨不足と、燃料不足により、原料となる濃縮液、炭酸、王冠、麦芽そして、ディーゼルなどの入手も関係各所の努力にも関わらず困難であることから、ブランタイヤ、リロングウェ、ムズズの工場での生産調整を行うことをアナウンスしています。また、今後も状態が改善しない場合には、クリスマス休暇などでの需要に対して供給が追いつかなくなり、より問題が深刻になると示唆しています。

9月ぐらいから断続的にソフトドリンクやビールの品薄、品切れ状態が続いていたので、告知されたような状況が背景にあるのではと思っていました。

マラウイ大学チャンセラー校 11/14から再開へ

詳細
カテゴリ: 2011
作成日:2011年11月09日(水)16:19

 学問の自由の問題を巡って、2月から授業ボイコット、キャンパス閉鎖など混乱が起こっていたマラウイ大学チャンセラー校ですが、先月の大統領からの4人の解雇講師の無条件復職命令を受けて、11/14から再開し、正常化に向かうようです。

生き物的には雨季入り

詳細
カテゴリ: ブログ
作成日:2011年11月09日(水)16:14

 今日は、天気がすっかり良くなり、澄み切った晴天が広がっています。週末から月曜日にかけての雨ですっかり生き物は勢いづき、生き物を見ている限り、雨季入りした感じになっています。一昨日ぐらいから、カエルが元気よく鳴き始め、羽アリも発生しています。特に昨日の朝は、あちこちで羽アリの羽が散乱していました。15センチ以上の巨大なヤスデも通勤途上で昨日は2匹も見かけました。帰りにはたくさんのトンボが職場敷地内で飛んでいました。カエルの鳴き声が煩くて、寝不足気味です。雨季が始まるとこれらが倍増します。

 お天気ですが、今日も高原の朝のように涼しかったのですが、朝方で20℃、日中でも30℃ぐらいまでしかあがらないようです。明日以降も同じような傾向で、朝方は毛布をかぶらないと肌寒いくらいです。先週の水曜日に帰宅時にあまりに暑かったので、久しぶりに2リットルのアイスクリーム(約800円)を買ったのですが、タイミングを逸した感じです。先週の水曜日が暑さのピークで、翌日から気温が一気に下がりました。

タンザニアも燃料価格引き上げ

詳細
カテゴリ: 2011
作成日:2011年11月09日(水)16:01

 昨日、記事を書く時間がなかったのですがタンザニアは月曜日に燃料を引き上げています。マラウイの燃料価格引き上げの直接の引き金になったのは、タンザニアの燃料価格引き上げかも知れません。タンザニアの燃料は、タンザニアの最大都市ダル・エス・サラームで、1リットルあたり1994シリングから2043シリング(約90円)と+2.5%、灯油は1956シリングから1975シリング(約87円)と+1.0%アップしています。タンザニアの9月のインフレ率は、前年の14.1%から16.8%に上昇しているとのことです。

タンザニアで1リットルあたり90円のガソリンがマラウイでは、190円となるわけですから2倍以上で本当に高いです。ちなみに東京都内のガソリンの価格は145円前後のようです。

マラウイ、ガソリンなどの燃料を平均27%の大幅値上げ

詳細
カテゴリ: 2011
作成日:2011年11月09日(水)06:38

 マラウイ燃料規制局(Malawi Energy Regulatory Authority - MERA)は、恒常化している燃料不足に対する対策として、燃料を平均27%値上げすることを発表しています。プレスリリースによると11/08付で公定価格が変更されるようです。

 価格は1リットルあたり、

  • ガソリンが290MKから380MK(約190円)。(+31.0%)
  • ディーゼルが260MKから360MK(約180円)。(+38.5%)
  • 灯油が155MKから171MK(約86円)。(+10.3%)

とそれぞれなります。

マラウイ政府は、10/27に燃料不足解消のために約300万ドルを拠出するとのことでしたが、その後も燃料不足は一向に解消されず悪化の一途をたどっていました。もともと8月にクワチャの切り下げを実施し、対ドルに対しては、約10%切り下がったので、その分は値上げするだろうと見ていたのですが、価格は据え置かれていました。今回の大幅な燃料価格のアップには、すでに疲労感が出ている国民からの不満がさらに高まりそうです。政府側は抜本的な対策は難しいため、値上げによって需要を抑え、需要と供給のバランスを改善したいようです。インフレ率は9月は前年比+7.7%となっています。

今回の燃料価格の高騰で、ミニバスなどの公共運賃だけでなく、全ての物価の上昇が加速しそうです。来月はクリスマス休暇になるので、治安の悪化が懸念されます。

マラウイ大統領は休暇中

詳細
カテゴリ: 2011
作成日:2011年11月07日(月)19:37

 先月末にオーストラリアのパースで2年ごとに開催される英国連邦首脳会合に出席したムタリカ大統領ですが、その後、メディアでの話題がないなと思ったら、そのまま休暇に入ったようです。政府報道官は所在や休暇の期間などについて明らかにしていません。

経済や燃料不足も悪化していることから、この重要な時期に国外で休暇をとることについては批判が大きいようです。たしか今月中旬くらいから国会が始まるスケジュールだったような気がするので、長期ではないことは確かのようです。マラウイ国内のメディアでは見かけないのですが、大統領は健康上の問題も抱えているようで、何か関係があるかも知れません。

雨と停電

詳細
カテゴリ: ブログ
作成日:2011年11月07日(月)13:12

 まだ雨季入りじゃないはずと書いたけど、今日の未明から雨がずっと降り続いていて、起きたら停電。週のはじまりで仕事スタートだけど、出鼻をくじかれている感じです。雨の降り方も断続ではなくてずっとシトシトと降ってます。あと1時間で出勤なのでそれまでに止むか弱くなってくれるとありがたいのだけど。天気予報を見ると、木曜日まで晴れ時々雨となり、ほぼ1週間このような天気になりそうです。

(追記)職場の方に午前7時半過ぎに到着しました。雨が小康状態になり、今は止んだようです。職場の方は今のところ電気も大丈夫みたいです。

35 / 104

  • 最初へ
  • 前へ
  • 30
  • 31
  • 32
  • 33
  • 34
  • 35
  • 36
  • 37
  • 38
  • 39
  • 次へ
  • 最後へ
Copyright © 2025 スタートマラウイ. All Rights Reserved.
Joomla! is Free Software released under the GNU General Public License.