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中国、アフリカ市場でシェアが3倍以上

今日の日経新聞に、3/29付の英ファイナンシャル・タイムズ紙の配信記事として、「アフリカで売れまくる中国製品、日欧企業は劣勢に」という記事が掲載されています。情報源は、スタンダードバンクのレポートのようで、アフリカ市場における中国の輸出企業のシェアはこの10年間で3倍以上に拡大、昨年はアフリカ大陸全体の輸入の16.8%以上に拡大したことを報じています。

一例として、中国のファーウェイ(華為技術, Huawei)が製造する格安スマホが取り上げられています。ケニアでは、現地携帯会社のサファリコムと提携し、100ドル以下のスマホを提供しているとのことです。ちなみに日本では現在スマホは4?6万円ぐらいで売られています。IDEOSというスマホだそうですが、ケニアのスマホ市場の45%を獲得したとのことです。ノキアとかが焦っているでしょうね。

スタンダードバンクによると、中国企業はアフリカ大陸にすでに約130億ドルを投資しているとのこと。約1兆円です。

その一方で、中国製の模造品、粗悪品相変わらず多いと述べています。

マラウイでもファーウェイの携帯電話はすごいシェアでしたね。まだ、スマホは普及していないので、ノキアも顕在ですが、格安スマホが入ってきたら、一気にシェアを獲得しそうです。日本は高品質、高機能の製品が売りですが、このノウハウを生かして、高品質、シンプル、低価格の製品が産みだせれば活路があるのではと思います。とにかく中国の勢いは数字からも証明されたことになるようです。日本に戻ってからスマホに機種変更しましたが、本当に多機能すぎます。