最新

市民団体、3/8付の政府声明に対する抗議の声明

 3/8付の大統領官邸からの市民団体とメディアが大統領を侮辱し反政府行動により無政府状態にしようとしているという強い警告のプレスリリースに対し、本日(3/12)、市民団体は連名で、言論の自由の保証は民主主義国家として不可侵のものであり、尊重するよう、強く抗議のプレスリリースを発しています。

3/8付の政府からのプレスリリースは、直接的には、3/14に予定されている宗教系市民団体の社会問題委員会(PAC)の会合を牽制する目的だったようです。実際、この会合は当初Sunbird Mount Soche ホテルで予定されていましたが、先週の金曜日に政府側によって阻止され、リンベカトリック大聖堂で実施される模様です。この会合では、政治・経済問題が議論されるようですが、政府筋はこの会合の主な協議事項が現政権の是非を問う国民投票の呼びかけであると見ているようです。(なので、政府側は政府転覆を狙っていると強く警戒している。)今思うと、こうした情報が大統領筋まで3/5の段階ですでに届いていたようで、大統領が3/5の演説で外国ドナーと市民団体に対して強く牽制し非難していたのではないかと思われます。3/14にデモが実施されるという憶測があったことも理解出来ます。