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サハラ砂漠南縁部で食糧不足深刻化

20120220_サヘル地域 土曜日(2/18)の日本の夜7時のNHKニュースやNHKワールドなどで報じていましたが、サヘルと呼ばれる西アフリカのサハラ砂漠南縁部に広がる半乾燥地帯で広範囲に渡って深刻な干魃が発生、世界的な食料価格の高騰も追い打ちをかけ1000万人が食糧不足に陥っているとのことです。

 国連によると、この10年で最も広い範囲に及び、7カ国で1000万人、このうち100万人の子供が深刻な栄養不良の危険に晒されているとのことです。サヘル地域では昨年ほとんど雨が降らず、モーリタニアで46%、チャドで37%減少し、不作となっています。

 国連世界食糧計画は、15日にローマで緊急会合が開かれ、迅速な連携行動を呼びかけています。