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司法スト終結、月曜日から再開へ

 今年の1/9から約2カ月半に渡って、司法スタッフが給与アップを求めてストを実施し、司法業務は空転していましたが、昨日の土曜日に政府と司法スタッフの間で協定が合意に達し、署名に至ったため、3/26の月曜日から司法業務が再開される見通しとなっています。

今回の合意では、給与引上げと今までの引上げ相当分を滞納金という形で支払うということで労働者側の言い分に応えた形になっているのですが、その給与となる原資はどこから出てくるのかは不透明です。もともと2006年に40%アップ、2009年に50%アップが政府承認されたのにも関わらず実施されていません。司法事務の給与は月額100ドルぐらいのようですので、倍の200ドルぐらいに引き上げるということになるだと思います。

司法事務が再開されることにより、留置場や刑務所の満杯問題も解消されることを期待したいものです。定員の倍以上が収容され、あまりにもヒドイ環境のため死亡する人も出ています。メディアの写真を見た時も人間が交互に折り重なるように横たわっており、目を背けたくなるような状況でした。