マラウイ大統領、明日静養先の香港から帰国

 先月のオーストラリアのパースで開催された英国連邦首脳会議後、休暇に入ったとされるマラウイのムタリカ大統領ですが、香港に滞在していたようで、明日、月曜日(11/20)の午前9時に専用機でマラウイに帰国する予定とのことです。

 首脳会議後の所在については明らかにされていなかったため、健康不安説や死亡説などの噂まで流れ、先週の日曜日に弟であるピータームタリカ外相がこうした噂を打ち消すため、香港で休暇中であることを明らかにしています。その後、政府報道官は大統領には30日間の休暇を取得する権利があると説明、大統領は毎年10日間の休暇が未消化であるとし、20日間の休暇の正当性を主張していました。ただし帰国日程については明らかにされていませんでした。
 一方、こうした大統領の行動に対して、透明性に欠けるとし、現在、マラウイが燃料危機、経済危機に直面している状況下での休暇について批判の声があるようです。マラウイ大学の政治学の教授は帰国後、国民にきちんと説明すべきと述べています。