米議員、オバマ大統領にマラウイのMCCからの除外を要求

 先週の木曜日から土曜日にかけて、スーダンのバシール大統領が、東南部アフリカ市場共同体(COMESA)のサミット(10/14-15)に出席するため、マラウイのリロングウェを訪問しましたが、これに対して、国際刑事裁判所(ICC)は、ダルフールでの大量虐殺などで起訴されているバシール大統領を拘束するように要請しました。しかしながら、マラウイ政府はこれに応じることなく、スーダン大統領はマラウイを後にしています。これに対して、米国のバージニア州の共和党議員のフランク・ウルフ氏はオバマ米大統領に対して、バシール大統領の訪問を容認している国に対して、米国の税金を投入することは出来ないとして、米国ミレニアム挑戦公社のプログラムからマラウイを除外するように文書で要請しています。議員の文書内容は、議員のウェブサイトで公開されています。

米国は、米国ミレニアム挑戦公社(MCC)を通じて、マラウイの電力セクターの改善のために、5年間で3億5千万ドル(約280億円)を拠出することを今年1月に承認し、4月にマラウイと調印しています。しかしながら、7月20日の反政府デモを受けて、支援の保留を決めています。共和党議員の要求はさらに進めて、MCCからマラウイを除外することを要求しているものです。

今回のCOMESAサミットでは、スーダン大統領の件以外でも、ザンビア大統領が2007年に野党党首のときにマラウイのブランタイヤで強制退去処分となったことへの謝罪を求めて出席を拒否するなど、外交上の問題を露呈する結果になってしまった気がします。