恒常的な燃料不足が続く

 燃料不足が再浮上とか再燃とか書きづらいぐらい、恒常的に燃料不足が続いているようです。先週、政府は輸送上の遅延を理由にし、先週後半には正常化するということでしたが、今週に入っても正常化しておらず、ブラックマーケットでは、ガソリン1リットルが600-700MK(300-350円)で取引されているようです。ガソリンの公定価格は、290MK(145円)です。火曜日には、ムズズでザンビアやタンザニアからのガソリンを売っていた販売者が4人逮捕されています。

 ただ、ガソリンスタンドでの長蛇の車の列をみて燃料不足を実感するのですが、市内のミニバスなどは平常通りに運行しており、朝晩の市内の車の渋滞は相変わらずです。このあたりは、非常に奇妙な感じです。マラウイの人の生活を見ているとガソリン、電気、水道など、どれも節約という感覚がないように思うことが多いです。あれば、ある間は気にせず浪費し、なくなったらその時に考えると言った行き当たりばったりな感じがします。