燃焼不足が再燃

 今日のネーション紙では、燃料不足問題が再燃したことを報じています。この3週間、中部、北部が南部に比べてガソリン、ディーゼルとも不足気味で、南部はディーゼルが不足気味であったと報じています。天然資源エネルギー環境省の大臣は、モザンビークのベイラ港での燃料の積み込みが遅延しているのが原因であると述べており、今週の水曜日、遅くとも木曜日には正常化する見込みであるとの見解を示しています。

 再燃とは書きましたが、昨年の後半から燃料不足は恒常化しています。6月には、信用状の有効期限切れにより、このときも、政府が介入し、すぐに正常化するとのことでしたが、実際には、なかなか正常化しませんでした。政府はこの問題の解決のために90日間の燃料備蓄を目指しています。現状は、1-2日間程度の備蓄しか出来ないため、少しでも燃料輸送が遅れると燃料パニックが起きてしまう状況です。とはいうものの、リロングウェ市内を見ると、ガソリンスタンドには長蛇の列が出来る一方で、朝晩は渋滞していて不思議です。ちょうど、電力事情と似ている気がします。電力も需要に供給が追い付いておらず、計画停電を余儀なくされていますが、電気があれば、節電とか全く気にせず浪費しています。