東日本大震災から1年

 あの東日本大震災から1年が過ぎました。NHKワールドプレミアムでは、契約していない人も視聴出来るようにスクランブル無しで震災から1年のNHK総合の特集番組をライブで放送しています。政府主催の追悼式の黙祷に合わせて、マラウイ時間で07:46になりますが、1分間の黙祷をしました。犠牲になった方に深く哀悼の意を表し、被災された方、遺族の方に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

 ちょうど1年前、震災の一報を知ったのは、職場に出勤直後の所属事務所からのSMSでした。マラウイと日本は時差が+7時間あるため朝7時46分のことでした。慌ててインターネットでニュースをチェックし、被害の甚大さに唖然としながら、慌てて日本の家族に安否確認をとりました。まさか12,000キロも離れたマラウイから日本へ安否確認をすることになるとは思いませんでした。日本国内の電話網は麻痺状態でしたが、海外からの回線は別回線であるため、何度かトライすると連絡がとれ安堵しました。マラウイから日本への国際電話は、TNMよりAirtelの方がうまく繋がることが多いです。1年前もTNMが全く繋がらず、Airtelで繋がりました。震災当時、NHKワールドでは震災直後から津波の甚大な被害、その後の原発事故の様子を生中継で連日報じ、その報道を遠く離れたこのマラウイから見ていました。

 1年経った被災地の様子をNHKワールドの放送を通じて見ていますが、復興への道のりは非常に厳しいと感じます。私たちは、この震災の教訓を風化させず生かしていかなければならないと強く思います。