インドのポリ袋の禁止令

 先日(6/5)の「世界の果てまでイッテQ」の2時間エコSPで取り上げられていて、「へぇー」と思って見てました。インドでは、捨てられて散在するポリ袋を減らすために大胆にも2009年1月にデリー市内でのポリ袋の所持自体を禁止してしまったようで、所持していると約25万円の罰金となり、旅行者も対象であるので注意とのことでした。実際、所持していた場合、ホントに罰せられるかの実行性は不明ですが、これぐらい大胆にやらないとダメなのかも知れません。ネットで関連記事を調べてみると、アフリカだと、ルワンダ、エリトリア、ソマリランドが全面的に禁止。南アフリカ、ウガンダ、ケニアが袋の厚さに関する最低基準を設けており、エチオピア、ガーナ、レソト、タンザニアも同様の措置を検討しているとのこと。アジアだとブータンやバングラデシュなどでレジ袋を禁止しているようです。最近だとイタリアが今年よりポリ袋のレジ袋を禁止しています。

 なんで、こんなことが気になるかというと、マラウイも目茶苦茶ポリ袋のゴミが凄いから。道端に気にせずゴミをポイポイする国なので、そこらじゅうにポリ袋のゴミがあります。海外のメディアではマラウイはおならを法律で規制するという政府高官の話を大げさに捉えて話題になったけど、それよりマラウイもポリ袋を禁止した方が良さそうです。法律で禁止しない限り、改善は難しそうなので。マラウイの場合、エコ、環境問題だけでなく、雨季にはポリ袋にたまる雨水がマラリアの発生源にもなってしまっています。

散在するポリ袋