バタバタと進む1週間

 バタバタと1週間あっという間に過ぎました。月曜日は、震災1ヶ月という節目、復興の機運が高まる中、余震が続き、特に福島県浜通りを震源とする震度6弱の地震が午後5時16分頃に発生。ちょうどこのときは池袋のビックカメラの中、ゆっくりと大きく揺れる中、店員がすぐに近寄ってきて、陳列棚から離れて、揺れが大きくなったらすぐに展示の大きな机下に入るように誘導してくれました。このときの地震は東京は震度4でした。この後も余震が続き、テレビで緊急地震速報がたびたび報じられており、落ち着かない感じです。今日、メディアも報じていますが、ようやく余震の頻度が減ってホッとしているところです。

 通常は年に1度聞くかどうかの携帯電話の緊急地震速報、帰国してから2週間弱ですでに4回受信してます。(4/07, 4/12 2回、 4/13)

 ただ、日本は復興に向かって着実に進んでいます。被災地では仮設住宅の建設が始まり、学校などもスペースをやりくりして授業が始まりつつあります。都内では、平常通りビジネスマンが街中を歩いていて、新入社員らしき人も歩いています。自粛するのは経済に打撃を与えて良くない、ということもあり、みんな前に進んでいます。今日はディズニーランドが再開しましたし。感情的になりすぎず、考えられる最善の策を講じて進む日本の様子を見て、日本人で良かったなと思います。

 店での物の流通を見ていると、被災を受けた関係で、商品が少ないものとそうでないものの明暗が分かれています。スーパーでは、牛乳、乳製品や納豆などが品薄だったりしてました。電池も品薄で、特に単1、単2が懐中電灯に使うためだと思いますが、全く在庫がないです。

 エネループもどこも在庫切れで、木曜日にようやく単3, 単4が入荷されたようで、店舗にたくさん並んでいました。電池スペーサーという単3の電池を単1や単2に使うことが出来るものがあるのですが、これも在庫が無い状況です。私もほしい物が一つあって、出先での携帯電話などの充電用にエネループのモバイルバッテリーがほしかったのですが、どこも在庫切れでネットで探してなんとか注文しました。生産されていないのでドンドン在庫が無くなっているようです。これ、日本だけでなくマラウイでもすごく便利なグッズです。製品名は、エネループモバイルブースターです。

 同じようにキャノンのカメラも、アマゾンに「在庫あり」、ということで注文したのですが、アマゾン側の何らかの不手際で在庫切れになってしまったようで、入荷待ちになってしまいました。ただキャノンの工場というか、たぶんカメラに必要な部品の一部が被災した東北地方で生産されているらしく、入手出来ないためにカメラが組み立てられず出荷出来ないようです。アマゾンの入荷待ちを待っているうちに、ドンドンの他のショップも在庫切れになってしまい当然ながら製造されていないので入荷未定、1週間待って状況が改善しないので、慌ててアマゾンの注文をキャンセルし、一つだけ在庫があったショップで注文しました。少し割高になるのですが、仕方ありません。本当はマラウイに戻れることが確定してからいろいろ購入するつもりだったのですが、なかなか厳しく、とりあえず日本でもマラウイでも使うモノから買ってます。

 最後に日本の写真を掲載します。