マラウイに日本から持参して良かったモノ、ベスト5(第1位)

 いよいよ本帰国までのカウントダウンが始まっていますが、日本から持参して良かったものベスト5です。


●第1位 iPad2

 先日、新型iPad(第3世代)が発表されましたが、私のiPad2は昨年(2011)の4月に日本に一時帰国した際に入手しました。折しも震災直後で、当初3月に発売が予定されていたのですが、発売時期も遅れたので、値段は少し高かったのですが米国からの並行輸入品を購入しました。

 当初、電子書籍を読む端末として検討していたのですが、電子書籍より、ちょっとした時間の合間に遊ぶゲーム機としての利用が多くなってしまいました。iPadやアンドロイドなどのタブレット端末には、短時間で気軽に楽しめる非常にたくさんのカジュアルなゲームがあります。停電やインターネットが遅くてイライラしているときに気分転換にちょうど良いです。「アングリーバード」というフィンランドの会社が開発したショット系の物理アクションパズルが、全世界でもっともヒットしていたそうです。とても良く出来ていて面白かったです。アングリーバード

 また、電子雑誌もあり、"ビューン"というアプリを利用すると月額450円で、雑誌によっては一部だけですが、「週刊朝日」、「Area」、「フライデー」、「女性セブン」、「サンデー毎日」、「週刊ダイヤモンド」などのが雑誌が読めます。昔は海外にいると雑誌を無性に読みたくなるときがあったのですが、最近はそうしたストレスが全くなくなりました。"マガストア"というアプリだと、「ニューズウィーク」とかを購入して読むこともできます。

ビューンマガストア

 日本でもこれからは電子書籍に劇的に移行していくと思いますが、iPodなどの音楽プレーヤーで大量のミュージックを持ち出すことが当たり前になったように、これからは、iPadなどのタブレット端末で書籍を持ち歩くようになるのは、特に海外で生活する人には常識になるでしょう。

 iPadを持ってくるときに忘れずに検討したいのは、無線LAN(Wifi)経由でのインターネット接続方法です。ゲームなどのアプリは、パソコンからiTuneでダウンロードして転送することができますが、電子書籍などは、iPad上で無線インターネットでダウンロードしなければなりません。どんな方法で行うかというと、長くなるのでキーワードだけ書いて置きますが、Windows7のパソコンでは、Soft-APという機能があり、無線LANアダプタが対応していれば、無線LANのアクセスポイントになることが出来ます。この機能とインターネット回線共有機能(ICS)を併用することにより、インターネット回線を共用することが出来ます。我が家でもUSB通信機器でインターネット接続しているPCのインターネット回線を共用するときに使っています。この機能がうまく使えるとお気軽に自宅内に無線LAN環境が出来ます。意外と知られていないWindows7の便利な機能です。

 また、日本国内でもニーズが高いモバイルWifiルーターというのもあり、これを利用して無線APを作り出すことが出来ます。海外で利用する場合、注意しないといけないのが、このルータ用の電源です。USBケーブルから給電しているタイプは問題ありませんが、電源アダプタを利用するものの場合、電源アダプタがコスト削減のために100V専用で日本国内のみの仕様になっていることがよくあります。100V専用だと変圧器を通す必要があり不便なので注意して下さい。

 あと iPadにはiPad用USBケーブルやiPad用10W電源アダプタなどが付属していますが、マラウイでは故障した場合には入手が困難なので、予備を持参すると安心です。