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燃料不足、品不足・・・

 先日も書いたように燃料は先月一時的に改善され緩解状態になっていたのですが、またジワジワと悪化というか元の状態に戻りつつあるようです。昨日、ミニバスでバスターミナルからシティセンターに所用で行きましたが、往復とも150MKでした。バスターミナルからシティセンターまで行きは150MK、帰りは100MKということが多く、先月あたりは、結構バスターミナルからの往路でも100MKでした。シティセンターからショップライト前までの復路で150MKとられたのは初めてだと思います。乗客もざわついていました。空いているときに高いのは理解するのですが、往復とも超満員でミニバスに4人がけで車掌は中腰で立った状態でした。たぶん運転手を含め20人乗っていたと思います。今日は、朝出勤時にいつも通り、バスターミナルから職場までミニバスに乗車しようと思ったら、通常50MKの区間ですが、100MKを要求していました。後から来たもう1台が50MKだ、と言ってやってきたのですが、すでに満員だったので、諦めて職場まで歩くことにしました。行きの出勤時間帯(06:30-08:00ぐらい)に100MKを要求していたのは初めてです。おそらく、ここまで高値を要求するのは、闇マーケットで倍近い高い燃油を買っているためではないかと思います。

 昨年の暮れからの品不足も解消されていません。最近は、ショップライトもSPARも生鮮食料品の在庫がほとんどありません。ほとんど在庫切れになったことがない玉ねぎとかもSPARはすでに数週間以上在庫切れです。比較的入荷されているのは、リロングウェ近郊で収穫されていると思われる野菜ぐらいで、ピーマン、キャベツ、じゃがいもぐらいでしょうか?

 ちょっと負のスパイラルに入っているようで、燃料不足、コスト高で輸入もうまくされず品不足なのは事実ですが、仮にモノが入荷されても物価の高騰で一般のマラウイ人には手が出せなくなりつつあります。買わないのなら、入荷しないということになります・・・ SPARにたくさんあったパンも小麦粉の高騰でなくなってしまい、食パンなどがわずかにあるだけです。

 さらに今月に入り、世銀、IMFなどがクワチャの切り下げ要求を強めています。政府が経済対策を講じないと破綻しそうです。一方で、司法ストは1月ずっと継続しているようですし、一部の教員も給与アップを求めてストをしており、今後ゼネストに発展する可能性も否定出来ません。