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マラウイ大統領、市民団体・ドナーを強く牽制、国連は憂慮

 マラウイのムタリカ大統領は、昨日の日曜日に地元のチョロの道路開通式典に出席し、その席上で、政府を倒そうとしているとして、外国ドナーと市民団体に対して「戦争」であるとし、「地獄に落ちろ」と言って強く非難をしたようです。これに対し国連事務総長は、マラウイの現状を憂慮し、南部アフリカ共同体の議長国であるアンゴラに対して事態を確認するように求めた模様です。海外メディアも取り上げています。

これは、実は昨年の7月の全国規模の反政府デモのときと似ている状況です。市民団体側が3/14にデモを計画しているという憶測が流れていたようですが、現時点で具体的なデモ計画は立案していないと表明しています。昨年の7月20日の20項目の請願書に対しての最終期限を3月28日に設定していることから、その後の抗議行動に対して強く牽制したものと見られます。与党の若手に対して、市民団体の抗議行動に対して対抗するように示唆しています。