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クワチャ下落、ガソリン料金再値上げへ(1リットル185円)

先月の22日にガソリン料金が値上げされて、それを記事にしようかなと思いながら書きそびれてしたのですが、そうこうしているうちに通貨クワチャの下落がしていることにより、マラウイ燃料規制局は11/12に再度を行うようです。

  • 1リットルあたりのガソリンの価格は、680.80MKから736.60MK→760.00MK(約185円)
  • 1リットルあたりのディーゼルの価格は、657.40MKから730.80MK→770.00MK(約188円)

通貨のクワチャですが、先月値上げされた10/22の時点では、1ドルが390MKだったのですが、今月に入り1ドルが400MKを超え、11/11現在で402MK(約100円)となっています。昨年の同時期(2012/11)が1ドル320MKでした。その後、今年の3月に1ドル385MKまで下落しましたが、その後、持ち直していました。クワチャの下落ですが、9月に明らかになった公金汚職スキャンダルに端を発しているようです。英国、欧州連合、ノルウェーは財政支援の一時見合わせを表明しており、それに合わせてクワチャが下落しています。マラウイは国家予算の40%をドナーの財政支援によって賄っています。一見すると独裁色を強めた故前大統領のムタリカのときのように見えますが、現大統領のジョイスバンダ氏は非常に高い志で経済の建て直しを進めている中ですので状況は異なります。ドナーも思慮しているようです。