最新

世界初になるか? マラリアのワクチン申請へ

英国大手のグラクソ・スミスクライン社は、臨床試験で一定の成果が得られたとして来年にマラリアのワクチンの承認の申請を行う方針とのことです。臨床試験をアフリカ7か国で1万5千人以上に5~17ヶ月の乳幼児に対してワクチンを接種し、マラリア感染リスクが46%減少したとのこと。生後6~12週間の乳児に対しては27%減少しているとのことです。

WHOの2010年の統計によると、世界で約2億2000万人にマラリアに感染し、66万人が死亡しているとのことです。特にアフリカでの乳幼児の死亡が多く、このワクチンに強い期待が寄せられているでしょう。