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ガソリン、380MKから490MKへ

5/7にマラウイの通貨クワチャはドルに対して49%切り下げを実施し、公定レートと市場レートの乖離を是正しました。

これに伴い, 5/11の金曜日にマラウイ燃料規制局(MERA)は、燃料価格の引き上げを発表し、ガソリンは29%値上げされ、380MKから490MKに、ディーゼルは、360MKから475MKへと31%値上げしています。電気料金も値上げされ、1キロワットあたり平均9.83MKから16.06MKと63%の値上げ、液化石油ガスは1キロ819.08MKから1298.50MKと59%値上げとなっています。

通貨切り下げ前後を考慮すると円換算では、380MKは190円、490MKは157円となり、燃料価格はやや下がった形になります。ただ、クワチャしか持たないマラウイ人にとっては関係ない話で、この価格上昇に伴い、物価は上昇せざるを得ません。特にミニバスや輸入品は大きく料金があがりそうです。バスは土曜日から値上げしているようで、30-40%程度の値上げが見込まれます。昨年から見るとすでに物価は2倍以上になるので、かなり厳しい状況です。今後は、物価高騰分の40-50%の賃上げ要求ストなどが全国的に起きるかも知れません。気になります。