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マラウイ大統領、スーダン大統領のAU首脳会合の出席を阻止へ

マラウイの首都リロングウェで7月(6月下旬だと思ったのですが7月みたいです。)にアフリカ連合の首脳会合が開催される予定となっています。この時のスーダンのアル・バシール大統領が主席するか否かが焦点となっていますが、ジョイス・バンダ大統領は、アフリカ連合に対して、彼の出席を見合わせるように要請したことが金曜日(5/5)に明らかになったようです。

スーダンのバシール大統領は、現役の大統領でありながら、スーダン西部のダルフール地区で大量虐殺を行った行為に対して国際刑事裁判所が国際手配をしています。昨年の東南部アフリカ市場共同体(COMESA)の首脳会合がリロングウェで開催され、故ムタリカ大統領がバシール大統領を受け入れたことから西側諸国など国際社会から強く非難を受けていました。スーダンはアフリカ連合加盟国であるため、出席する権利が当然あると主張していますので、今回、バンダ大統領がアフリカ連合側にボールを投げたことは賢明ですね。