マラウイ大統領、外国投資家、銀行の新規参入を凍結?

マラウイ大統領は12/29にチェウの式典にて国営放送を通じて演説を行い、外貨不足問題に対しての対策の見通しがたつまでは、外国からの投資家、銀行などの新規参入を凍結すべきと述べたようです。大統領は、マラウイ準備銀行と産業貿易省に対して、外国の投資家と銀行に外貨の流れを開示させるように指示したようです。大統領は、「私たちのお金は、ムンバイ、フランス、ロンドン、香港、ドバイにある」と述べ、名指しで非難しているようです。

マラウイ政府が外貨不足問題を外国投資家の責に帰せようとしたことに対して、マラウイ商工会議所などは非難をしています。こうした鎖国的な保護政策を行うと、南ア系スーパーのショップライト、ゲーム、SPARやスタンダードバンクなどがマラウイから全て撤退することにもなりかねません。