トウモロコシの輸出禁止の措置

マラウイ政府は、食料安全の措置として、今シーズンは、一部の地域で天候不順によるトウモロコシの不作が見込まれることから、トウモロコシとトウモロコシ製品の輸出禁止措置を発表しています。

マラウイでは、近年、トウモロコシの豊作が続いていましたが、今シーズンは、11月下旬に雨季入りしたものの、中部地域では作付け時期だったにも関わらず12月初旬まで平年の10%程度しか雨が降っていないなど、天候が安定していませんでした。こうした天候不順の関係で、アナリストは、今シーズンは一部の地域ではトウモロコシが不作になると見ているようです。メディアの報道によると、全国的な天候不順で、さらにバラカ、マチンガ、カスング、サリマ、コタコタ、チティパなどでは、害虫である夜盗蛾の幼虫が大量発生し作物を荒らす被害もあったようです。