ドナー、マラウイに対して迅速な問題対処を要求

  財政支援推進派(Common Approach to Budget Support)と呼ばれる財政に対して直接的に支援アプローチを行なっている欧州連合、英国、ドイツ、ノルウェー、世銀、アフリカ開発銀行とマラウイとの会合が26-27の2日間、マラウイで行われているようで、昨日の会合では、ドナーが、マラウイに対して迅速に問題に対処するよう要求しています。財政支援推進派は、マラウイの統治や人権問題、そして、7月20日の反政府デモで多数の犠牲者が出たことを憂慮し、支援を凍結しています。

マラウイは、こうしたドナーの財政的支援が、昨年まで国家予算の30-40%を占めていました。今年度は、ドナーからの支援凍結により、ドナーからの財政支援が国家予算を占める割合は20%まで下がり、緊縮財政となっています。