スーダンのバシール大統領、逮捕されることなくマラウイから出国

 スーダンのバシール大統領は国際刑事裁判所に戦争責任と2004年のスーダン西部ダルフールでの大量虐殺で起訴されています。昨日と一昨日(10/14-15)にマラウイのリロングウェで開催されていた東南部アフリカ市場共同体(COMESA)のサミットに出席のため、スーダン大統領はマラウイを訪問していましたが、国際刑事裁判所は、スーダン大統領の拘束を求めていました。しかしながら、マラウイ政府は大統領を拘束することなく迎え入れ、そして、昨日、予定通りに、土曜日の最終声明をまたずに早く出国したようです。

海外メディアはCOMESAの会合より、スーダンの大統領の対応について、注視していたようです。想定通りだったようです。