MTL、USB通信機器を大幅値下げ

 インターネット通信をパソコンからするためには、ドングル(Dongle)を呼んでいるUSB通信モデムが必要となりますが、この価格を25,000MKから 5,000MKと80%ディスカウントという大幅な値下げを新聞広告で発表しています。

 ただ、一方で気になるのが、月額利用料金が、19,000MKから17,000MKと書かれていること。19,000MKは、ブランタイアで先行して展開していた高速インターネットサービスと呼ばれているものと同じ価格です。今までは、月額は13,000MKだったので、もしかしたら、従来の約2倍の速度(64-128Kbps程度から、128Kbps-256Kbps程度)になるものの、月額料金も値上げになったのかも知れません。

MTLはCDMA方式で3Gサービスの展開が遅れており、現在3Gサービスを展開しているエアテル(旧Zain)やTNM、Globeなどより回線速度が遅いものの、月額固定料金(13,000MK)で無制限で使えるのがメリットでした。通信機器は、エアテルが8,000MKと今まで一番安かったため、シェアの低下を避けるためにドングルの価格を下げて来た気がします。高速インターネットサービスと同じであれば、3Gで展開している他社と同じ速度で料金は高いものの無制限で利用出来ることになります。この辺り、ショップに行かないと正確な情報がないのが面倒なところです。