マラウイ観光部門年平均12%の伸び

 国家統計局は、2000-2009年の観光統計レポートの中で、マラウイ訪問者が2000年が22万7千人から2009年には、75万5千人と増加し、直近10年間の年平均が12%の伸びであったと述べています。

 マラウイはタバコ産業が、マラウイ経済の13%寄与し、輸出高の60%を占めています。しかしながら、タバコ産業は、世界的に禁煙の動きの中で今後の成長が難しいため、観光産業が成長が期待されています。

 訪問者の内訳を見ると、2009年は、50.5%がビジネス、32.5%が旅行、16.9%が友人・知人の訪問、0.1%がカンファレンスなどの出席となっています。

 訪問者の内訳を見ると、マラウイ周辺国からの来訪が多く、

  • モザンビーク 25.0%
  • ザンビア 13.6%
  • 南アフリカ 12.3%
  • ジンバブエ 10.2%
  • タンザニア 9.5%

なっており、全体の70.6%を占めます。

 英国 6.8%、米国 4.8%、オーストリア 1.4% も多く、英国・米国は約6割は観光目的で来訪しています。周辺国は、ビジネス目的の来訪が半数以上を占めます。

 気になる日本ですが、年間で2,460人、中国は、4,715人、韓国307人、インドは4,612人となっています。