ミニバスと警察

 今日は、シティーセンターで朝一番で用事を済ませてから一度自宅に戻り、それから職場に出勤となりました。ガソリンスタンドの前は朝からガソリン待ちの列が出来ています。特に旧市街のショップライトと市場の間にあるガソリンスタンドの待ち行列は目茶苦茶で四方八方からガソリンスタンドに無秩序につっこんでいてヒドイものです。路肩に2列で並んでいるため、2車線の一般車線が1車線占拠されてしまい、通常の交通に支障が出ています。写真があると一目瞭然ですが、ミニバス乗車中だったのと、最近は燃料不足でみんなイライラしているので、写真が撮り難い雰囲気です。給油している様子もなく完全に枯渇していて、タンクローリー待ちになっています。

 今日はそのあと、バスターミナルからミニバスに乗車して職場に向かいましたが、ミニバスは幹線の国道を利用せず職場の近くまでずっと裏道を使って行きました。職場の裏側は住宅街であまり通ることがないところなのでたまに通ると見慣れない景色で面白いのですが、表道路を避けるのは、おそらく警察が検問を行なっているからです。ミニバスの運ちゃん同士連絡を取り合って、可能な限り避けようとしています。先日も、職場からバスターミナルに到着する直前で慌てて乗客を座席に定員通りに座らせ、座るところのない車掌が下車してました。これは定員オーバーだと罰金をとられるからです。ミニバスはトヨタのハイエースの中古車が多いようですが、定員は10人です。マラウイでは、後部が3人×4列、前に運転手を含め3人でたぶん15人が定員だと思うのですが、実際には、後部は3人ではなく4人座らされることが多く、満席の場合は車掌は中腰で座らず計20人乗車するのが日常になっています。このほかシートベルトや車両保険のチェックとか、毎度毎度のことですが、ミニバスと警察が日々バトルしています。