自宅待機スト1日目は静寂のうちに終了

 昨日(09/20),全国規模の反政府デモの延期を決めた市民グループは、「プランB」として3日間の自宅待機ストを国民に呼びかけました。自宅待機ストの1日目は大きな混乱もなく無事に終了したようです。(南部のゾンバでは少しトラブルがあったようです。)今日は、私自身も自宅待機し、自宅からは結局一歩も外に出ませんでしたが、日曜日のような非常に静かな1日でした。メディアの報道によると、リロングウェ市内は、ショップライトやゲームといった南ア系スーパーはオープンし、銀行も一部を除いてオープンしていたようですが、客足はさすがに少なかったようです。また、中国系やインド系の商店は暴動による略奪を警戒して店舗を閉めていたようです。このあたりは、前回の8/17のデモが延期されたときと同じ状況です。

 3日間の自宅待機ストということで、明日もデモ予定にはなっているのですが、平常化すると思われます。私も明日は平常通りに職場に行く予定です。

 今後、どういった動きになるかは流動的です。市民グループ側も今回のデモでは足並みが乱れ、前日には少なくとも5つの市民グループがデモに参加しないことを表明していたようです。政府および与党民主進歩党は勝利宣言をしています。国民も2回連続して、前日のデモ延期で拍子抜けしているようです。

 しかしながら、恒常的な燃料不足、外貨不足など多くの課題は具体的な対策が講じられておらず未だ不透明のままです。今シーズンは、外貨獲得収入の約6割を占めるといわれるタバコの売上も半減しており、まもなく市場も終わります。薬だけは、マラリアとHIVの治療薬を確保する対策が講じられたことが昨日、報じられていました。