ガイドブックは何がいいか

さて、旅行に行こうと思い立ってやはり最初に購入しようと思うのがやっぱりガイドブックです。タイは観光立国だけあって、見どころがいっぱい。したがって、ガイドブックも豊富です。やはり、バイブルは、好みはあるでしょうが「地球の歩き方」でしょう。タイを個人旅行している人の9割以上が持っているような気がします。 地球の歩き方」が他のガイドブックと一線を画したのが、都市名とみどころのタイ語併記です。タイ人は日本人と同様に英語が苦手で、特に地方を旅行した場合にはタイ語部分を見せれば一発で行きたいところを相手に伝えることができ、そのありがたみを感じることでしょう。 また、「地球の歩き方」の各地の地図は必ずしも完全というわけではありませんが、縮小率と方角が必ず明記されており知らない土地を訪れたときのまさにガイドとなります。タイ人は地図を見る習慣がなく良質な地図がほとんどないので、「地球の歩き方」の地図は個人旅行をする人にとっては極めて有用な情報源です。 ただ、「地球の歩き方」は多くの情報が少ない紙面に詰め込まれている関係上、どうしも写真が少なく、直感的に理解しにくいのが欠点です。この点、「るるぶ」や「マップルマガジン」などの大型のガイドブックは写真がふんだんに使われており、レストランやショッピングをする場合に便利です。私は、こうした2つのガイドブックの併用をお勧めします。

昨年(2003)の秋に待望の世界の個人旅行のバイブルである「ロンリープラネット」のタイが出版されました。 このロンプラのタイは、個人でタイ国内を本格的に周遊しようとしている人にお勧めです。 日本のガイドブックは、バンコクを中心に各地のアクセス方法が書かれているのですが、ロンプラは地方から地方へのアクセス方法も詳しく書かれており、重宝します。また、南部の秘島とよばれている日本ではマイナーなリゾート地もとりあげられており、貴重な情報源です。今まで、辞書を片手に英語版を見てましたが、日本語版の出版されたことで、そのような苦労も過去の話になりそうです。(2004/01/11)

旅する21世紀ブック望遠郷3 タイ

格調高いガイドブックというか図鑑としてお勧めなのが、同朋舎出版発行「旅する21世紀ブック望遠郷3 タイ」です。仏のガリマール社の日本語版だそうですが、百科事典のような感じのガイドブックでタイの自然や歴史、文化、各地方のことがわかりやすく書かれています。私は各地のわかりやすい鳥望図が好きです。 もし、タイにはまってしまったらぜひ手元において下さい。価格は私の手元にあるのを見ると税込み3300円です。