路線バス利用のコツ

英語版バスルートマップ(35B - 98/08現在)が売られていますので、これを手に入れておきましょう。伊勢丹の紀伊国屋書店などで置いてます。これ無しで移動するのはちょっとお勧めできません。

バンコクバスマップ

■ バスの種類

赤バス、青バス、エアコンバス、マイクロバス、ミニバスと様々な種類があるのですが、旅行者から見た場合のポイントは 料金が一律か距離に応じた従量料金か という違いがあると思っておいた方がよいでしょう。ノンエアコンバスは一律料金、エアコンバスは距離に応じた従量料金となってます。

■ いざ乗る直前の準備事項

バンコクの市内バス

次の点を確認しましょう。

◇ 小銭の準備

バスの中にはスリも多いので、あらかじめ小銭を握り締めておきましょう。20B分ぐらい持っていれば十分です。

◇ 行き先の確認

自分の行こうとしているところの地名を確認しましょう。「シーロム」、「サイアムスクエア」、「プラツゥナーム」などです。どうしてもよくわからない場合には、地図やガイドブックなどで車掌に降車場所がわかるようにしましょう。特にエアコンバスの場合、従量料金なので、お金を払うときに行き場所を告げる必要があります。

◇ バス番号の確認

実はこれが一番厄介です。バスルートマップで現在地と目的地を通過するバス番号を見比べて、両方にあればおそらく目的地に行くバスです。念のため目で番号を追いかけてルートが最適か確認しましょう。でも、こんなことしていたら、次から次とバスが来るのに大変ですよね。てっとり早く目的地を通過するバスかどうかを見極めるには、目的地のバス番号とやって来るバス番号が一致すれば通過するな、ということで乗ってしまえばいいのです。 できれば、前日とかにホテルでよく目的地のバス番号をチェックしておくのがベストですね。

◇ バスはバス停にとまらない

日本のバスのようにバス停にきちんと停車しません。バス停周辺に停車するという表現が正しいでしょう。ご注意を。 (00/01/03)

■ 乗ってから

バス料金の支払いです。エアコンバスの場合は行き先を(タイ語で)聞かれますので、何か言われたら行き先を告げます。料金はよくわからないと思うので20Bぐらい小銭で手で見せれば、車掌が料金分持っていくはずです。ボラれることはまずありませんから安心を。100Bとか大きなお金を出したときには、すぐにお釣がこないときがありますが、これは決してボろうとしているのではなく、お釣がないので他の客からの集金を先にしているだけなので慌てず待ちましょう。 なお、バスにはスリが多いのでご注意を。リュックサックとか前に持つようにしましょう。あと、料金支払いと引き換えに渡される半券は検札される場合があるので降りるまで念のためなくさないように。

■ 降りるとき

主要なバス停の場合、降りる人がいると思いますので、それに続いて降りれば特に問題ありません。そうでない場合にはブザーを鳴らして降ります。 降りる時には必ず後方を確認すること。オートバイがバスの隙間を走ってくることがあります。