ビエンチャンに行こう - 旅のヒント


メコン川にて(夕暮れになると川岸は多くの人で賑わう)
 

 2002.09.10~
(本日は番目のアクセスです。 また昨日は人のご来場者がありました)



 2002年8月22日から8月24日まで、2泊3日でラオス(ビエンチャン)に滞在しました。
 ビエンチャンは、近年観光客が増加していますが、まだまだ素朴で静かな町です。旅行情報もまたまだ少ないとも思いますので、少しでもお役に立てば幸いです。

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準備編

観光編

旅行記

その他

  •  旅行日程
2002 都市名 時刻 交通 スケジュール
08/22 成田発
バンコク着
バンコク発
ビエンチャン着
11:00
15:15
18:25
19:45
JL717

QV425





(LAO PLAZA HOTEL)

08/23 ビエンチャン    

ビエンチャン市内観光

(LAO PLAZA HOTEL)

08/24 ビエンチャン発
ノンカイ
ノンカイ発
ウドンタニ着
 
11:30
12:00
友好橋を渡ってタイへ。

 以下は、2人での旅行です。なお、トゥクトトゥクの交渉とかは、タイ語で行いました。(ラオス語とタイ語は似ているし、ラオス人はタイ語がわかりますので。)
 旅行時のレートは、1米ドル=10390キープ、1タイバーツ=247.25です。
なお、1米ドルは、120円です。1バーツは約3円です。ややこしいですね。

  •  2002年08月22日(木)

 この日は、一日移動です。まずは、成田からバンコクまでJALで一気に。当日にビエンチャン入りするには、とにかく午前便を使わないと無理ですね。
 バンコク15:15到着は、乗り継ぎにはベストの時間です。実は、ラオスの後にタイに友好橋を渡って入国し、ウドンタニから飛行機でドンムアン空港に戻ってくるので、一旦入国し、タイで滞在用の荷物を預けました。
 荷物預けは、ドンムアン空港の出発、到着ロビーにそれぞれあります。面倒なので、到着ロビーにある荷物預けに預けます。一日70Bです。
 ちなみに今回の入国は入国審査窓口でほとんど待つことがなく、良かったです。最悪のときは1時間近くかかることがありました。


ラオス航空 QV425便 18:25 荷物預けをした後、ビエンチャン行きフライトへのチェックイン。空港では、特に用事もないので、そのまま、再出国してゲートで。
 飛行機は定刻通りに出発しました。乗客は少なかったですね。半分ぐらい空いていたでしょうか?飛行機はプロペラ機なので、音が結構うるさいです。


 定刻通り、ビエンチャン空港に到着です。拡張された真新しい通路を歩いて、まずはビザの手続きへ。特に問題なく入国審査を終え、無事ビエンチャンに到着です。さて、到着ロビーに着いたら、タクシーの手配、って気合を入れていたのですが、「LAO PLAZA HOTEL」のお迎えの看板が目に入りました。ということで難なくホテルの車でホテルまで到着です。
 ビエンチャン空港には特にタクシーカウンターはなく、外でタクシードライバーは集まって話をしていたので、彼らをつかまえてホテルあるいはゲストハウスに行ってもらうことになるんでしょうね。


ラオプラザホテル ホテルに到着。ホテルは、ラオスの最高級ホテル(1泊100$)とのことでしたが、率直な感想はタイのバンコクの中級ホテルと同じランクぐらいでしょうか?
 カンボジアのアンコールワットに行ったときもそうでしたが、周辺のインフラが整っておらず、ホテルの稼働率もそれほど高くないと思うので、どうしても価格が高めになってしまうみたいです。

 ちょっと遅めの夕食をホテルで。食べたのは、「白魚の竹葉での包み蒸し」と、「チキンカレー」、あと、「ビア・ラオ(ラオスビール)」、「アイスティー」です。
ご飯はついてます。全部で19.25$でした。(チェックアウト時の支払い)

 チキン・カレーは、ちょっと薄めだったけど味はまぁまぁでしたが、白魚の方は味が単純に酸っぱくパサパサしていてイマイチでした。醤油かナンプラー(魚醤)をちょっとかけると味が整って美味しいのに・・・っていう感じでした。

 すませ、初日は終わりました。

  •  2002年08月23日(金)

トゥクトゥク(ジャンボ) 実質一日のビエンチャン滞在なので、ちょっと気合が入ります。
まずは、遠めのところから攻めようと、タートルアンに。ホテル前から少し離れたところに止まっていたトゥクトトゥクに運転手の交渉開始。相場がよくわからなかたけど、距離して3キロぐらいなので、タイの相場を頭にイメージ。
 運転手は最初は「100B。」、思わず「・・・・」の私。迷わず私は「40B」。
運転手は、「では往復か?」(往復なら80Bだからという含み)
私は、「片道だけ、いやなら他のトゥクトトゥクする」というと運転手はOK。


タートルアン タートルアンは、ラオスのシンボルというだけあり、小規模ながらも荘厳な黄金に輝いています。観光客もほとんどなく静かでした。


 タートルアンの後は、途中で通過した、パトゥーサイ(アヌサワーリ)へ。日陰で止まっているトゥクトトゥクを呼んで、また値段交渉。
運転手は最初は「40B。」、今度は交渉は楽。「ホテルからここまで40Bなのに、何でアヌワーリまでが40Bなの? 20B!」、いうと、諦め顔でOK。


パトゥーサイの天井 アヌサワーリは、これもちょっと小さめだけど、まさに凱旋門ですね。真下から上を見上げると、絵がきれいに描かれてます。見逃さないようにね。5B(1000kip)払って、中へ。階段の途中の踊り場には、Tシャツなどの土産物店があります。観光客もいないので寂しそう。

パトゥーサイ(アヌサワーリ)

パトゥーサイ(アヌサワーリ)からの景色 上から外に出ると、ビエンチャンの町が一望できます。首都とは思えない緑が多いのどかな風景です。ここからの風景写真はガイドブックの定番スポットです。 一通り見学すると外へ。


 


 ここから、今度はまた途中であったタラートサオ(マーケット)へ。ここから、500mぐらいなので歩いていくなくもありませんが、暑いのでサムロー(三輪人力車)を呼びます。「いくら?」って聞くと、「5B(5000kip)」とのこと。迷わず、行ってもらいました。


タラートサオの中 タラートサオは、小さなお店がいっぱい所狭しと入っています。でもエアコンのないので結構蒸し暑いです。ぐるっと一周り、二周りし、一通り見ました。特に何も買いませんでした。


 時計を見ると、そろそろお昼。ラオス料理をのんびり食べたいと思い、「クアラーオ」レストランへ。タラートサオからレストランまでは、400~500mで徒歩5分ぐらいなので歩いてみることにしました。


クアラーオレストラン テクテク歩いてレストランに到着。レストランは、かつて小渕首相も訪れたこともある上品のお店でした。セットメニューもありましたが、単品で、
 「タマフーン(ソムタム)(2$)」、
 「ラープ・ガイ(3.8$)」、
 「ピン・ガイ(3.2$」と「ライス」2つ、
 「アイスティー(1$)」、
 「ビア・ラオ(ラオスビール)(2$)」小瓶で2本
でした。しめて合計15$ぐらいでした。
タマークフン(ソムタム) - パパイヤのサラダ
 盛り付けはとてもきれいなんですが、味は正直、今一つですね。ちょっとがっかりでした。


 食事が終わるとその足で、今度はテクテクと
  ・ワット・シーサケット
  ・ワット・ホーパケオ
を見学です。どちらも小さなお寺です。ワット・シーサケットには周囲の回廊の壁に穴があり、そこに小さな仏像が無数、置かれています。ちょっと圧巻です。

ワット・ホーパケオ ワット・ホーパケオは小さななお寺ですが、裏側から本堂の中に入ることができます。ちょっとした博物館となっており、古い仏像とか展示されています。見忘れないように。


 これで、ビエンチャンの主だったところは一通り見たのでホテルに戻ります。
歩けない距離ではないのですが、暑く疲れているので、トゥクトトゥクでホテルに戻ります。どのように交渉したかほとんど覚えてないのですが、メモみたら30Bでした。距離を考えるとちょっと高いですね。

 お昼寝タイムです。ZZZzzzz


メコン川の川沿いには屋台がたくさん 日が傾きかけたので、ナンプ広場を横切り、メコン川の河原に行ってみることにしました。ちょっと日が高めだったのですが、屋台のおばちゃんたちが、椅子を並べたりと夜の支度をはじめてました。上流に向かってトコトコと歩いて川をみながら、散歩です。この時期、雨季でももっとも降水量がある時期なので、メコン川は、まさに大河になってます。ガイドブックの地図に書いてある中州も全く見えません。一通り歩いたところで、まだ日がやや高めなので川岸の木陰の屋台で一服です。

 「ビア・ラオ」、「ナム・アップン・パン(アップルジュース)」を注文。飲んで一息していると、「ルーク・チン(肉だんご)注文しない?」とおねいさんが言ってきたので、それも注文しました。以上で全部で、100Bでした。

 タイだと、ルークチンは、1本いくらなんですが、皿単位だったです。ちょっとおねいさんと会話がかみ合わずお互い笑ってしまいました。「ルークチン」だけではなく、ソムタム(パパイヤのサラダ)のような感じにあえてででてきました。
これは味は結構美味しかったです。

スルメの屋台 のんびりしていると、今度はスルメの屋台がやってきたので、注文しました。
スルメは機械でクルクルと割いて、「つける?」てしぐさだったので、よくわからなかったのですが「うんうん」とうなづいたら、スルメをやはり青い未完熟のパパイヤのサラダにあえて、ちょっと甘辛いソースがかかってでてきました。
 これは、とても美味しかったです。50Bでした。スルメはタイでも高いです。


メコン川の川辺でサッカーを楽しむ若者 すっかり屋台でのんびりした後、日が暮れてきたので、来た道をトコトコと戻ります。川岸には、たくさんの地元の人が集まってました。河原で小さなな凧をあげようとする子供たち。川岸で話し合っている学生のカップル、そして、サッカーと涼しい時間帯を、それぞれ楽しんでました。

 途中でアイスクリームの屋台がやってきたので、アイスクリームを買うことに。ただ、値段を確認すると外国人とわかった途端、お値段がものすごく高い。
2つで、50Bと言ったり、「タイでも、一つ10Bのアイスなのに・・・、タイより高いじゃん」と言っても、話が折り合わず、2つで、40B払いました。
 その後、子供たちがやってきて「普通は、一つ10Bだよ。」教えてくれました。子供はどこでも正直ですね。

 ワット・シエンヌン近くまで戻ってくると、ラオスの人がたくさんエアロビクスをやっていました。ちょっとびっくりです。欧米人の観光客もじっと見てました。


 さて、夕食は、ナンプ広場近くの「コープチャイドゥー・フード・ガーデン」でとることにしました。欧米人で人気のお店ということで、中に欧米人がいっぱい、ほぼ満席状態でした。

 ここでは、「ヤム・ウンセン」、「エビのバーベキュー」、それからライスと、「生ビール」2つを注文しました。お値段は、合計で270Bでした。
 味は期待したんですけど、今ひとつなんですよね。「ヤム・ウンセン」は酸っぱいだけなんです。。。「エビのバーベキュー」は甘いケチャップがベースで味付けしてあってベタベタした感じで、エビはあまり身がないし、あとはキュウリとタマネギとかなので、ちょっと物足りかったです。。。


 とはいうものの、たっぷり一日ビエンチャンを堪能しました。

  •  2002年08月24日(土)

 まずは、起きてホテルで朝食を。そういえばホテルの朝食を書いてませんが、ビフェ形式ですがあまり種類はありません。味も普通かな。

朝のメコン川 - 僧侶が川岸を歩く 朝食後、チェックアウト(12:00)までちょっと時間があるので、メコン川まで散歩です。川岸までたどりつき、写真を撮っていると、雨ガポツポツと、すぐに止むかな、と思っていたのですが、結構本降りになってきて、ワット・シエンヌンの軒下で雨宿りをする羽目に。30分ぐらい雨宿りしてかも知れません。
 雨が少し止んできたところで、ホテルに戻りました。


 荷物整理を一通りすませ、時間がまだ少しあるので、すぐ近くにある「ナンプーコーヒー」にお茶に行ってみることにしました。
 行ってみてびっくり、「ここ?」って感じでした。上には小さく「ナンプーコーヒー」の看板は出ているものの、普通の屋台風のどこにでもある大衆食堂ですね。喫茶店をイメージしてはダメです。昨日も先ほど目の前に通って店には気づいていたのですが、ここが「ナンプーコーヒー」とは・・・ 私が思ったのは「やっぱりネーミングって大事だなぁ・・・」

ナンプーコーヒー(一番奥から撮影) なかには、日本人や欧米人など外国人がのんびりしてます。一番、奥の席に座って、甘さたっぷりの「カフェ・ラオ」2つと「グイティオ(白い麺料理)」1つを注文しました。全部で$2でした。ガフェ・ラーオ

 カフェ・ラオは想像通り、メチャ甘です。砂糖と練乳が飽和状態で、ミルクチョコレートが液状になっているような感じです。

 グイティオはタイの麺とか違い、細い丸い麺でした。これがウルチ米でつくった麺なのかな?味は結構美味しかったです。


友好橋からの眺め 軽く腹ごしらえもしたので、いよいよホテルをチェクアウト。実はここではじめてお釣りでキープをもらってしまったんですよね。今までは全部、米ドルかバーツで済ましていたんだけど。
 ホテルに友好橋までの車をお願いしました。外は雨が降っているので、ちょっと交渉は面倒なので。250Bで行ってくれました。
 、普通の乗用車で友好橋の出国ポイントへ。一歩郊外に出ると外は田園風景ですね。道沿いには、工場が多いです。
 30分ぐらいで、出国ポイントへ。ここからは、出入国の手続きは「旅のヒント - その他」にまとめてあるので見て下さいね。


 わずか2泊3日の小旅行でしたが、思い出に残る旅になりました。

 

このページの最終更新日は04/11/11です。

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